以前こちらに書いたものがあったのですが、
angular-cli
のビルドツールがSystemJSからWebpackになったので
それ用に書き直したものです。
今回はAngular2をはじめる上でベースとなるプロジェクトを作成してくるangular-cli
と、
UIフレームワークをいれるまでを紹介します。
Angular2が動くまで
まずはangular-cli
をインストール
npm install -g angular-cli
プロジェクトを作ってみます
ng new PROJECT_NAME
処理が終わった後に
ng serve
で何もエラーがでなければ、http://localhost:4200/
で下記のような画面になるはず
これで一旦セットアップ完了!
特に何も手を加えることなくAngular2がさわれる環境ができる
UIフレームワークをいれてみる
今回SalesforceがリリースしたCSSフレームワークのSalesforce Lightning Design System(SLDS)
を使用する。
ng-lightningはSLDSのボタンやモーダルなどをAngular2のコンポーネントとして提供してくれるライブラリ
package.json
今回必要なng-lightning
とSLDSに必要なcssやiconなどが入ったdesing-systemなどを追加します。
$ npm i @salesforce-ux/design-system --save
$ npm i ng-lightning --save
cssを読み込む
angular-cli.json
に読み込ませたいcssを設定する
公式だとbootstrapで解説されている
--- a/angular-cli.json
+++ b/angular-cli.json
@@ -15,7 +15,8 @@
"prefix": "app",
"mobile": false,
"styles": [
- "styles.css"
+ "styles.css",
+ "../node_modules/@salesforce-ux/design-system/assets/styles/salesforce-lightning-design-system.min.css"
],
"scripts": [],
"environments": {
NgModuleのimportsにmoduleをimportする
src/app.module.ts
import { NglModule, provideNglConfig} from 'ng-lightning/ng-lightning';
@NgModule({
〜〜〜
imports: [
〜〜〜
NglModule
],
providers: [
provideNglConfig()
],
〜〜〜
})
サンプルコード記載
src/app/app.component.html
<ngl-badge>Badge</ngl-badge>
<ngl-badge type="default">Default</ngl-badge>
<ngl-badge type="info">Info</ngl-badge>
<ngl-badge type="success">Success</ngl-badge>
<ngl-badge type="warning">Warning</ngl-badge>
<ngl-badge type="error">Error</ngl-badge>
起動
サーバーを立ち上げたら終わりです
ng serve
最後に
今回はUIフレームワークをいれるところまでやりましたが、angular-cliがとにかく便利です。
プロジェクトを作成してくれるだけでなく、github pageのデプロイなどの機能をついています。
Angular2さわってみたいけど、どこからやろうかの人は実際にさわるのでおすすめです。