ほぼ自分用まとめ。たぶん変更に合わせて更新しますが内容の保証はしません。
※当記事の最終更新時点での最新のドラフトをまとめたものです。策定までのいかなるタイミングでも変更される可能性があります。
CSS3
text-transform
full-width
が追加。
white-space
テキスト中の空白文字をどう扱うか、および行内で折り返すかどうかを同時に定義するカオスなプロパティ。
CSS2.1から空白文字の処理が大きく変更される。別記事に詳しく書いたのでそちらを参照。
tab-size
新規追加。タブ文字の幅を変更できる。
word-break
新規追加。折り返し処理の設定。
line-break
新規追加。あらかじめ定義された禁則処理を適用する。
CSS3の word-break
がIE実装の line-break
に対応する、というのは嘘情報。
hyphens
新規追加。ハイフネーションを適用する。manual
を指定するとソフトハイフンでのみハイフネーションする。
overflow-wrap
新規追加。折り返し処理の設定。
word-break
とかぶっていてややこしいが、 overflow-wrap
は word-break
で定められた以外の場所でも場合に応じて折り返すことができるかどうかを定義する。
互換性のため、word-wrap
というプロパティも同じことができる。
2016-09-15追記
プロパティにbreak-spaces
追加。
text-align
論理指定を行う start
, end
と、最後の行もジャスティフィケーションする justify-all
, 論理プロパティの向きを固定したまま継承する match-parent
の4つの値が追加される。
実体は text-align-all
と text-align-last
の2つのプロパティのプリセット。個別に指定することもできるが推奨されない。
text-justify
新規追加。ジャスティフィケーションの方法を指定する。
letter-spacing, word-spacing
大きな変更なし。
text-indent
改行後のテキストにもインデントを適用する each-line
と、インデントを適用する行を反転させる hanging
が追加される。
CSS4
text-space-collapse, text-space-trim, text-wrap
CSS3 までの white-space
が3つのプロパティに分割され、white-space
はこれらの値のショートハンドとして再定義される。
2016-08-17 追記
text-space-collapse
属性から preserve-auto
, preserve-trim
が削除された。
wrap-before, wrap-after
ボックスの前もしくは後での折り返しを抑制する。禁則処理に使用。
wrap-inside
ボックス内での折り返しを抑制する。連続するダッシュに適用したり。
hyphenate-character
ハイフネーションに使用する文字を変更できる。通常はもちろんハイフン。
hyphenate-limit-zone, hyphenate-limit-chars
ハイフネーションの過激さを調整する。
hyphenate-limit-lines
ハイフネーションされた行が連続すると読みづらいので、上限を設けることができる。
hyphenate-limit-last
ハイフネーションによる泣き別れの抑制。
text-align
テーブルレイアウトに Character-based alignment が導入される。
$1.30
$2.50
$10.80
$111.01
$85.
N/A
$.05
$.06
text-spacing
文字と文字の間の空白を調整する。和欧混植するときの欧文の前後の4分空きや、約物類が重なった時のツメなどが再現できる。
white-space
2016-08-17追記
pre-wrap-auto
が追加されていたが削除された。