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CSS Text Module 最新ドラフト ざっくりまとめ

Last updated at Posted at 2016-03-17

ほぼ自分用まとめ。たぶん変更に合わせて更新しますが内容の保証はしません。

※当記事の最終更新時点での最新のドラフトをまとめたものです。策定までのいかなるタイミングでも変更される可能性があります。

CSS3

text-transform

full-width が追加。

white-space

テキスト中の空白文字をどう扱うか、および行内で折り返すかどうかを同時に定義するカオスなプロパティ。

CSS2.1から空白文字の処理が大きく変更される。別記事に詳しく書いたのでそちらを参照。

tab-size

新規追加。タブ文字の幅を変更できる。

word-break

新規追加。折り返し処理の設定。

line-break

新規追加。あらかじめ定義された禁則処理を適用する。
CSS3の word-break がIE実装の line-break に対応する、というのは嘘情報。

hyphens

新規追加。ハイフネーションを適用する。manual を指定するとソフトハイフンでのみハイフネーションする。

overflow-wrap

新規追加。折り返し処理の設定。

word-break とかぶっていてややこしいが、 overflow-wrapword-break で定められた以外の場所でも場合に応じて折り返すことができるかどうかを定義する。

互換性のため、word-wrap というプロパティも同じことができる。

2016-09-15追記

プロパティにbreak-spaces追加。

text-align

論理指定を行う start, end と、最後の行もジャスティフィケーションする justify-all, 論理プロパティの向きを固定したまま継承する match-parent の4つの値が追加される。

実体は text-align-alltext-align-last の2つのプロパティのプリセット。個別に指定することもできるが推奨されない。

text-justify

新規追加。ジャスティフィケーションの方法を指定する。

letter-spacing, word-spacing

大きな変更なし。

text-indent

改行後のテキストにもインデントを適用する each-line と、インデントを適用する行を反転させる hanging が追加される。

CSS4

text-space-collapse, text-space-trim, text-wrap

CSS3 までの white-space が3つのプロパティに分割され、white-space はこれらの値のショートハンドとして再定義される。

2016-08-17 追記

text-space-collapse 属性から preserve-auto, preserve-trim が削除された。

wrap-before, wrap-after

ボックスの前もしくは後での折り返しを抑制する。禁則処理に使用。

wrap-inside

ボックス内での折り返しを抑制する。連続するダッシュに適用したり。

hyphenate-character

ハイフネーションに使用する文字を変更できる。通常はもちろんハイフン。

hyphenate-limit-zone, hyphenate-limit-chars

ハイフネーションの過激さを調整する。

hyphenate-limit-lines

ハイフネーションされた行が連続すると読みづらいので、上限を設けることができる。

hyphenate-limit-last

ハイフネーションによる泣き別れの抑制。

text-align

テーブルレイアウトに Character-based alignment が導入される。

  $1.30
  $2.50
 $10.80
$111.01
 $85.  
 N/A   
   $.05
   $.06

text-spacing

文字と文字の間の空白を調整する。和欧混植するときの欧文の前後の4分空きや、約物類が重なった時のツメなどが再現できる。

white-space

2016-08-17追記

pre-wrap-auto が追加されていたが削除された。

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