はじめに
みなさん、Slack使っていますか? コードを書くか、ブラウジングか、Slackか、みたいな感じで1日が過ぎていくのではないでしょうか。
さて、2015年末に、Slack App Directoryの発表とともに、SlackのBotを作るためのフレームワークBotkitが公開されました。これまでもGitHub社制のHubotがありましたが、「Botkitは公式ということで格段に開発がしやすくなった」という噂を聞いていました。そこで、「APIを使って普段使うサービスをSlackで叩ける用にして、一般に公開する」ということをやってみました。
Amazon検索Botを作ってみた
普段もっとも良く使うサービスの1つにAmazonがあります。SlackでBotに話しかけるとAmazonで検索してくれたら手間が省けるのでは?と思い、ノリと勢いで作ってみることに。
AmazonBotはこちら
半日でできたものがこちらになります。使い方はシンプルで
@amazonbot: search おむつ
とsearchをつけてボットにメンションを飛ばすと、下記のように最大5件の検索結果を表示します。
使った技術
Node.js
BotkitはNode.jsで作られています
Express
Node.jsのWEBアプリケーションフレームワークです
※今回はBotkitをExpressで使えるようにしている人がいたので、それを使いました https://github.com/mvaragnat/botkit-express-demo
heroku
公開するためにはサーバーが必要なので、お手軽なherokuを
Amazon Product Advertising API
Amazon商品を検索るための公式APIです
最後に
Botkitを使うと手軽にSlack上で動くBotを作り、公開することができます。みなさんもぜひ作ってみて下さい!
技術的なところについて
詳しく解説しようかと思ったのですが、
BotkitでSlackのBotをサクッと作る方法
Slackの新しいフレームワークBotkitを試してみる
素晴らしい記事がありますので、割愛します。
コメントを頂ければ具体的にお答えします。今回はあくまでも、Botkitを使うと半日くらいで公開までできますので!という実例紹介とさせてください....