12
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ESP8266 (ESP-WROOM-02) 工作で使う回路ライブラリ その1 (人感センサーと延長可能ワンショット)

Last updated at Posted at 2016-02-28

概要

ESP8266 (以下 WROOM02) 工作で使う予定の回路を集めていく

はじめに

最近、投稿が無かったがサボっていたわけではなくて、やりたい回路がなかなかうまく動かなかったからなのだ。
やっと、使えそうなものができたので忘れないうちにQiita化して残しておこう、というその1。
人感センサーを使って、人に反応したら一定時間ONになる。かつ、人がいる間は延長し続ける回路。

やりたいこと全体像 (本編は、網掛け部分)
スクリーンショット 2016-03-05 22.02.53.png

部品

ポイント

  • LMC555 はタイマー延長ができないが、それでは困る。人がいる間は切れないで欲しい。
  • タイマー延長が可能なICもある。74HC123。何故か秋月では扱っていない。千石で見つけたが一個 (2回路) 200円。(これを使うと「負け」の気がする)
  • 2週間程、何か解決策は無いものかと、あてもなく彷徨っていると、凄いサイトを見つけた。それはここ 「気の迷い」。(この人凄い、凄すぎる!)
  • そこの記事 「555ワンショットタイマーを再延長可能に」を参考に、人感センサー PaPIRs を使って、最小部品点数でいい感じに動作する回路を、ついに完成させた。
  • タイマーIC555 と NPN型トランジスタ(2SC1815) 2石 と コンデンサ 1個、抵抗少々。センサー以外は、合計100円以内 なので財布に優しい。

回路図

upverter
https: //upverter.com/exabugs/8ab76a62ecd5dfc8/censor

censor.png

  • トランジスタ Q2 は、PaPIRs の出力の位相を反転させる役割。
  • トランジスタ Q1 は、チャージ用の コンデンサ C1 を強制放電させる役割。
  • 欲しい結果は、555 の OUTPUT 端子に出る。
  • タイマー時間は、1.1 x C1 x R3 で求まる。この回路図では、1.1 x 47u x 100K = 5.17秒。
  • 人がいなくなって 5.17 秒でタイマーが切れるが、人がいる間は、ず~と延長し続ける。
  • R5 (プルダウン抵抗) は大きいほど良い。(最小は R2 の 1/5 (20KΩ)。これより大きいこと)
  • R2 は PaPIRs の仕様から、100KΩ がベスト。
    • センサー出力電圧は 5.0 - 0.5 = 4.5V
    • Q2 の ベース電圧は 0.67V
    • よって、R2 にかかる電圧は 4.5 - 0.67 = 3.83V
    • R2 が 100KΩ なら、流れる電流は 38.3μA < 100μA なので OK。
  • R1 は 色々試したところ、10KΩ がいい。(ここ理論的に出なかった。スイマセン)
  • R4 は無くてもいい。小さい値で。トランジスタが壊れないように、100Ω にしておく。
  • テスト時は、OUTPUT 端子に適当に LED (+電流制限抵抗) とか付けてみてください。
  • 書き忘れてました。電源電圧は 5V です。

まとめ

  • この回路で、人がいる間は 555 の OUTPUT 端子 が 1 になる。
  • 今後は、ここに リレー を繋げる予定。
  • その リレー で、WROOM02 自身を動かす。究極の DeepSleep を目指すのだ!
  • あるいは、普通に 100V リレー を繋げて、照明を自動化する。(この場合、WROOM02の出番が無い)
12
10
6

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
12
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?