初めてWatson IoT Platformを使ってみよう、というかたのためのガイドです。
Watson IoT Platformを使ってみるでIoTアプリを準備しました。
#非SQLデータベースを用意します
IoTではさまざまなセンサーからのデータなどを扱うため、予めデータ型を厳密に定義しなくても保存できる非SQL型のデータベースに保存するのが便利です。
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bluemix.netへログイン後、「すべてのカテゴリー」メニュー（見つからない場合は、画面左上の「コンソール」を開いてから「すべてのカテゴリー」メニュー）から、自分が作成したIoTアプリ（例：「super-iot-appl」）が「実行中」であることを確認し、選択します。
停止している場合には、アイコンの右上の三つの点をクリックしてメニューを開き、「アプリの再始動」を選択します。 -
「概要」の画面をスクロールし、アプリ名の付いたcloudantNoSQLDB（例："super-iot-appl-cloudantNoSQLDB"）のアイコンを確認します。Cloudantは非SQLの強力なデータベースで、ボイラープレートからIoTアプリを作成した際に一緒に用意されました。
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このCloudantNoSQLDBのアイコンをクリックしてCloudantのコンソールを起動します。画面右上に緑色のLaunchボタンが表示されるのでクリックします。
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最初はNode-REDの定義情報が入っている「nodered」データベースのみ定義されています。
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新たにIoTデータを保存するデータベースを作成していきます。画面右上の「Create Database」ボタンを押し、新たに作成するデータベース名（例：[iotdb]）を指定し、Createを押します。
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画面上部にデータベース作成の状況が表示され、しばらくするとデータベースが作成されます。この時点では空っぽです。
#Node-REDからIoTデータを格納します
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Watson IoT Platformを使ってみるで準備したIoTアプリで、温湿度計のシミュレーターをつないで出力してみるの手順で接続した温湿度計シミュレーターの値を使用します。
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Node-REDのワークプレースを開き、画面左側のパレットをスクロールして「storage」セクションを確認します。
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水色の「Cloudant」ノードのうち、ノード左側に白い四角が付いているものを確認し、ドラッグ＆ドロップでワークプレースに置きます。
この白い四角は入出力接続を表し、各ノードの左側にこの白い四角が付いていればそのノードへ入力する事ができる事を表し、各ノードの右側にこの白い四角が付いていればそのノードから出力する事ができる事をを表しています。 -
cloudantノードをダブルクリックで開きます。「Service」としてすでにボイラープレートで準備されたcloudantNoSQLDBサービスが選択されている事を確認し、二つ目の赤く囲まれた「Database」の空欄に前項で準備したデータベース（例："iotdb")を指定します。Name欄にはこのノードの表示名を適当に指定します。「OK」を押して保存します。
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Node-REDのフロー画面で、画面左端の青い「IBM IoT App In」から線を引き出し、Cloudantノード左端の白い四角へ接続します。画面右上の赤い「Deploy」ボタンを押してクラウド上のアプリへ反映します。このDeployが完了した瞬間からIoTデータはCloudantデータベースへ書き込まれはじめます。なお、このまま放置するとずっと温湿度計シミュレーターのデータがCloudantデータベースへ書き込まれ続けてしまうので注意してください。
#データベース内のデータを確認します
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Cloudantデータベースのコンソールを開きます。画面を閉じてしまった場合には、Bluemix.netのメニュー画面からIoTアプリを選択し、その「接続」の欄からCloudantデータベースのアイコンを選択します。
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Cloudantコンソールから、IoTデータ格納用に作成したデータベース（例："iotdb"）にデータが格納されている事を確認します。
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データベース名をクリックしてデータベースの内容を確認していきます。
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画面右側に表示されたレコード（黒い部分）をダブルクリックするとそのレコードの詳細を確認することができます。
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また画面右上の「API」ボタンを押すと、このレコードへアクセスするためのAPIのURLが表示されます。
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ブラウザの別のタブを開き、このAPI URLをコピペすると、当該IoTレコードを入手できる事が確認できます。
