enchant.jsとtmlib.jsでのスプライト表示の違い
通常、オブジェクトを追加してスプライトを表示する時は下記のようになります。
obj = addObject
image: 'chara'
x: 0
y: 0
width: 32
height: 32
animlist: [
[100, [0]]
]
このパラメータの中の、
width: 32
height: 32
は、一枚の画像データに収められたパーツを、どのサイズで切り出すかという指定なのですが、例えば32x32のサイズで画像ファイルを作り、それを、
width: 320
height: 320
とやるとどうなるでしょう。
結果は、enchant.jsは32x32の画像がタイル状になった320x320のサイズのスプライトが表示されます。
画像ファイルのサイズが64x64の場合は、64x64の画像がタイル状に敷き詰められたスプライトになります。
tmlib.jsの場合はどうなるかというと、画面に表示されません。
画像ファイルのサイズを越えるサイズを指定すると、スプライトが画面に表示されなくなります。
単色塗りつぶしのスプライトや、スマートフォンのタッチイベントを受け取る透明のスプライトを使用する場合は、enchant.jsは小さめの画像が使えますが、tmlib.jsは大きめのサイズの画像を用意しておいて切り抜く形で使用する必要があります。
両方のライブラリを切り替えて使用する場合はこの点を注意してください。