ここでは、「game01」というディレクトリ内で作業しているという前提で説明しています。
編集モードを切り替える
enforceには、ゲームを開発するための「開発モード」と、設置したり配布するための「静的モード」の2つがあります。
開発モードでは「index.php」を使い、読み込むライブラリが動的になっています。
静的モードに切り替えますと「index.php」から「index.html」を生成し、そちらが使用されます。
静的モードでも開発することは出来ますが、新規に作成したキャラクタオブジェクト(クラス)が反映されません。
その代わりにPHP5を使用しないので、ローカル環境のブラウザで実行させることが出来ます。
切り替え方は、ゲームのトップディレクトリ直下(game01直下)で、
$ enforce static
を実行することで静的モードに切り替わります。
$ enforce develop
を実行すると開発モードに戻ります。
開発モードでのライブラリのアップデート
「enforce」がアップデートされた場合に、過去に作っていたゲームにも最新のライブラリを適用する場合は、ゲームのトップディレクトリ配下(game01直下)で、
$ enforce update
を実行します。
これは、開発モードでのみ実行することが出来ます。
静的モードではエラーになります。
デバッグモード
チュートリアルではなく「環境設定処理」に書いてありますが、「開発モード」と「静的モード」以外に「デバッグフラグ」というものがあり、「environ.coffee」で設定出来ます。
このデバッグフラグがfalseの場合は、スプライト枠が表示されなく(enchant.jsの場合)なり、「JSLog()」関数が実行されなくなります。
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