概要
機械学習のためのライブラリえあるcaffeを使用するに当たって、GPUが必要ということで調べたことのまとめ。
- GPUとはなにか
- ローカル編
- リモート編
- 結論
1. GPUとは
キーワード
- CPU
- GPU
- AMD
- NVIDA
- CUDA
内容
GPUはCPUの最強バージョン...というわけではなく、CPUとGPUは全然違うもの。
CPUはセントラルプロセッシングユニット(中央処理装置)、GPUはグラフィックプロセッシングユニット。
CPUは連続的な計算が得意で、対してGPUは並列的な演算が得意。
名前の通り、GPUは画像処理を得意としています。
さて、GPUを開発している会社は、Intel、NVIDIA、AMD/ATI、...などがあります。
この中で、NVIDIAが開発しているGPUは、CUDA(クーダ)というGUIを使って開発を行うことができるという特徴があり、caffeはCUDAを利用しています。
参考
GPUについては以下のページに詳しく書いてます。
http://www.gdep.jp/page/view/248
2. ローカル編
結論
Mac Bookだとcaffeを動かすことは出来ない。
詳細
現在発売しているmac bookだと、基本的にintelのPro GaraphicsというGPUが積まれてます。
さらに15インチ以上からAMD RadeonというGPUを積んでるモデルがあります。
http://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/macbook-pro
しかしcaffeは、CUDAを使わないと動かない、つまり、NVIDIAのGPUじゃないと動きません。
なのでせっかく良いGPUを積んだmacを買っても、現状xaffeは動かせません。
なお、2014年のモデルだとNVIDIAのGPUを積んでるので、動かせるかもしれません。
http://little-beans.net/exposition/mbp15-mid2015/
参考
ローカルでは素直にCPUモードで動かす。
http://qiita.com/knao124/items/c76e974cfbaabb5542e8
3. リモート編
結論
AWSでGPUを動かせる。g2.2xlargeなどが該当。
https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/
詳細
気になるのは値段。2週間付けっぱなしで、2万円程度かかるとのこと。
http://qiita.com/knao124/private/5993b500e3bfc575060a
トレーニング中のみ起動して、それ以外の時はstopするといった作戦もある。
テストのときは別のインスタンスで動かす。
参考
AWSでcaffeを動かす方法。
http://hogehuga.com/post-438/
4. 結論
ローカルでGPUモードを動かすことは諦めて、GPUを積んだAWSのインスタンスを借りる。
トレーニング中のみ当該インスタンスを起動させ、テストは別のCPUで動かす(ローカルでもOK)。
冷静に考えて、ローカルに大量の画像を保存したり、GPUでがんがん重い処理をやってるというのも、そんな気分の良い話ではない。