はじめに
必要な部分だけ行ってください。
できるだけHomebrewおよびHomebrew-caskを利用してインストールする方法を示しているつもりです。
この記事でインストールしている開発環境
- Python(pyenv)
- Node.js(nodebrew)
- Ruby(rbenv)
- Cocoapods
- Java
- Git
- MacTex
クリーンインストール、その前に
- ファイルはバックアップしましたか
- メモやKobitoなどに、アップロード前のファイルはありませんか
- push前のcommitはありませんか
クリーンインストール
自分の場合、何故か10.10のインストールができなかった(AppStoreにログインしようとすると、IDをparseできないというエラーが出た)
そしてそのまま固まって、再起動すると、インターネット経由で自動的に10.8へのリカバリが始まった。
10.8ではセキュリティの都合上、googleとかのアカウントへのログインはブロックされるので、実際アップデートぐらいしかできない。
アップデートを行っていると、どこかで残り時間も消えて、割と長く止まったが、強制終了せずに根気よく待ったら(寝ていたら)正常終了していた。このアップデート、かなり時間かかる(4hぐらい?)
起動後、言語とかを設定していけば完了。
環境(クリーンインストール後)
MacBook Air (13-inch, Mid 2012)
OS X バージョン10.11 (El Capitan)
Xcode
AppStoreからXcodeをダウンロード。20分ほど。
Xcode Command-Line Tool
先にXcodeのインストールが必要。
ターミナルで
xcode-select --install
3分ほど。
ここで一度Xcodeを起動して、ライセンス規約を読む&Agree
Homebrew
先にXcodeおよびXcode Command-Line Toolのインストールが必要
Homebrewにあるコマンドをターミナルで入力。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
Don't agreed to Xcode licence
が出たら、一度Xcodeを起動して、Agreeを押しましょう
Press RETURN to continue or any other key to abort
が出たらRETURNを押してcontinue、パスワード入力後、3分ほどで終了。
homebrew-cask
homebrewみたいにGUIアプリもインストールできるようになる。brew caskコマンド。
今はtapしなくても、自動でtapしてくれる
google日本語入力
brew cask install google-japanese-ime
システム環境設定→キーボード→入力ソース、から
+をおして、英語→英数(Google)と日本語→ひらがな(Google)を追加、その後、標準のひらがな、を選択して-を押して削除。
zshのインストール
brew install --without-etcdir zsh
brew install zsh-completions
--without-etcdir
をつけないと、PATHが勝手に改変される?(これ?)
.zshrcの変更
oh-my-zshを使っても良い
vim ~/.zshrc
このへん→https://gist.github.com/mollifier/4979906
のを参考に
一番上に
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
とかの追加も忘れずに
※vimにコピペするときは、set:pasteが便利
ログインシェルの変更
sudo sh -c "echo '/usr/local/bin/zsh' >> /etc/shells"
chsh -s /usr/local/bin/zsh
anyenv
**envシリーズをまとめることができる
git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
echo 'export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshenv
echo 'eval "$(anyenv init -)"' >> ~/.zshenv
terminal再起動
Python(pyenv)
anyenv install pyenv
pyenv install -l #インストール可能なバージョン一覧を表示
pyenv install anaconda3-4.3.0
pyenv rehash
pyenv global anaconda3-4.3.0
installは好きなバージョンを、anacondaは、numpyとかscikit-learnとか、必要そうなライブラリを勝手にインストールしてくれるので便利です。ただanacondaだと割と時間かかる。
普段3.xを使う人でも、アプリのインストール時に2が必要なことがあるので、2.xも入れておくといいかもしれない
以下、確認
python -V
Python 3.4.3 :: Anaconda 2.3.0 (x86_64)
Node.js(非ndenv, nodebrewの場合)
こいつが曲者。
brew install nodebrew
echo 'export NODEBREW_ROOT=/usr/local/var/nodebrew' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH=$NODEBREW_ROOT/current/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
で、そのままnodebrew installしようとするとエラーがでる。解決法は先にフォルダを作っておくこと。(10.10からはフォルダを作れない・・・?)
また、nodebrewのインストール時にpython2系が必要なので、pyenvで2系にしてからインストールを行う。
pyenv global 2.7.10
mkdir -p ~/.nodebrew/src
nodebrew install-binary stable
nodebrew use v4.2.0
なぜかmkdirをしないと、
fetch: http://nodejs.org/dist/v4.2.0/node-v4.2.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file
Warning: /usr/local/var/nodebrew/src/v4.2.0/node-v4.2.0-darwin-x64.tar.gz: No
Warning: such file or directory
とエラーが出る。
python3.xのままだと
File "./configure", line 441
'''
^
とエラーが出る。
参考→akiyoko blog
終わったら確認
node --version
v4.2.0
expressを使う場合は、
echo 'export NODE_PATH=$NODEBREW_ROOT/current/lib/node_modules' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
npm install -g express
npm install -g express-generator
Ruby(rbenv)
brew install rbenv ruby-build
echo 'export RBENV_ROOT=/usr/local/var/rbenv' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
rbenv install --list #インストール可能なバージョン一覧を表示
rbenv install 2.2.4
rbenv global 2.2.4
Cocoapods
swiftとかのライブラリ管理
rubyのインストール後
gem install cocoapods
rbenv rehash
pod setup
Java
バージョン管理したい場合はjenvを用いると良い。
以下は用いないパターン。
brew cask install java
途中パスワード入力を求められる。パスはバージョンにより変更。バージョンは以下コマンドで確認できる
確認
java -version
java version "1.8.0_60"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_60-b27)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.60-b23, mixed mode)
パスの設定。バージョンによって一部変える。
echo 'export JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_60.jdk/Contents/Home' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
Gitの設定
Macなら何もインストールしなくてもgitコマンドは入っているはず
(homebrewでもインストールできる)
コマンドの設定
git config --global user.name "hogehoge"
git config --global user.email hoge@gmail.com
git config --list
で確認できます。
メールアドレスは、GitHubのアカウントと揃えておく。
SSH接続の設定
SSHキーペアの作成
ssh接続でgitにpushするための鍵を作ります。
ssh-keygen
でキーペアが作成されます。途中場所やpassphraseを聞かれますが、こだわりがなければ何も無しでOKです。
The key's randomart image is:
+---[RSA 2048]----+
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
+----[SHA256]-----+
と何かしら図形が出てくれば完了です。
cd ~/.ssh
ls
とすると、
id_rsa id_rsa.pub
という2つのファイルができてると思います。このうちid_rsaが秘密鍵です。大切にしてください。
id_rsa.pubが公開鍵です。これをgithub等に登録していきます。
GitHubへの公開鍵の登録
cat ~/.ssh/id_rsa.pub
ssh-rsa XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX……
この表示されたものを、ssh-rsaから含めてすべて、コピーします。
GitHubを開いてログイン後、右上のユーザーアイコンからSettingsへと進み、SSH Keysを選択。
右のリストのAdd SSH KeyからKeyのところに先程のデータを貼り付け。TitleはMyPCとでもしておきましょう。
これで追加完了です。
SSH接続の時に設定した証明書を使う
vim ~/.ssh/config
でconfigを開いて、末尾に
Host github
HostName github.com
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
User git
を追加して保存すれば設定完了
gitの補完の設定
「Git補完をしらない」「git statusを1日100回は使う」そんなあなたに朗報【git-completionとgit-prompt】
を見ながら、gitコマンドや、branchなどの補完をできるように設定するととても便利!
git-completion.bashとかのパスは、homebrewからインストールしていると、/usr/local/etc/bash_completion.d
なので注意(zshの場合は/usr/local/share/zsh/site-functions
)
こんな感じでブランチが表示される&なにより補完がうれしい
TeXをOS X 10.11 El Capitanに入れようとしてハマった
インストール
brew install ghostscript
brew install imagemagick
brew cask install mactex
1〜2hぐらい?
アップデート
# TexLiveManagerをアップデート
sudo tlmgr update --self --all
TexShopもmactexに付属しているので、起動後、メニューバーのTexShop→アップデートを確認、からアップデートしておく。
設定
ここを参考に設定
ただフォントの埋め込みが違って、10.11へのフォント埋め込みは
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?TeX%20Live%2FMac
を参考にしなきゃいけない。
設定後、
kanji-config-updmap status
CURRENT family : hiragino-elcapitan
Standby family : hiragino-elcapitan-pron
Standby family : ipa
Standby family : ipaex
なら成功!
AtomでTexする方法も別記事にまとめた
→Qiita: AtomでTexする(Mac)
Vagrant + VirtualBox
brew cask install virtualbox
brew cask install vagrant
google Chrome
brew cask install google-chrome
一度起動すれば、ダイアログから標準のブラウザに設定できる。
Atom
エディタ
brew cask install atom
でインストールできるが、普通にサイトから入れたほうがいいかも(アップデートが自動でされるので楽)
プラグインはapmコマンドでインストール可能。お好みに合わせて。
Dropbox
brew cask install dropbox
起動してログイン