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クリーンなMacOSX 10.11に開発環境を

Last updated at Posted at 2015-10-13

はじめに

必要な部分だけ行ってください。
できるだけHomebrewおよびHomebrew-caskを利用してインストールする方法を示しているつもりです。

この記事でインストールしている開発環境

  • Python(pyenv)
  • Node.js(nodebrew)
  • Ruby(rbenv)
  • Cocoapods
  • Java
  • Git
  • MacTex

クリーンインストール、その前に

  • ファイルはバックアップしましたか
  • メモやKobitoなどに、アップロード前のファイルはありませんか
  • push前のcommitはありませんか

クリーンインストール

自分の場合、何故か10.10のインストールができなかった(AppStoreにログインしようとすると、IDをparseできないというエラーが出た)
そしてそのまま固まって、再起動すると、インターネット経由で自動的に10.8へのリカバリが始まった。
10.8ではセキュリティの都合上、googleとかのアカウントへのログインはブロックされるので、実際アップデートぐらいしかできない。

アップデートを行っていると、どこかで残り時間も消えて、割と長く止まったが、強制終了せずに根気よく待ったら(寝ていたら)正常終了していた。このアップデート、かなり時間かかる(4hぐらい?)

起動後、言語とかを設定していけば完了。

環境(クリーンインストール後)

MacBook Air (13-inch, Mid 2012)
OS X バージョン10.11 (El Capitan)

Xcode

AppStoreからXcodeをダウンロード。20分ほど。

Xcode Command-Line Tool

先にXcodeのインストールが必要。
ターミナルで

xcode-select --install

3分ほど。

ここで一度Xcodeを起動して、ライセンス規約を読む&Agree

Homebrew

先にXcodeおよびXcode Command-Line Toolのインストールが必要

Homebrewにあるコマンドをターミナルで入力。

2016/5/24現在
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

Don't agreed to Xcode licence

が出たら、一度Xcodeを起動して、Agreeを押しましょう

Press RETURN to continue or any other key to abort

が出たらRETURNを押してcontinue、パスワード入力後、3分ほどで終了。

homebrew-cask

homebrewみたいにGUIアプリもインストールできるようになる。brew caskコマンド。

今はtapしなくても、自動でtapしてくれる

google日本語入力

brew cask install google-japanese-ime

システム環境設定→キーボード→入力ソース、から
+をおして、英語→英数(Google)と日本語→ひらがな(Google)を追加、その後、標準のひらがな、を選択して-を押して削除。

zshのインストール

brew install --without-etcdir zsh
brew install zsh-completions

--without-etcdir をつけないと、PATHが勝手に改変される?(これ?

.zshrcの変更

oh-my-zshを使っても良い

vim ~/.zshrc

このへん→https://gist.github.com/mollifier/4979906
のを参考に

一番上に
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
とかの追加も忘れずに

※vimにコピペするときは、set:pasteが便利

ログインシェルの変更

sudo sh -c "echo '/usr/local/bin/zsh' >> /etc/shells"
chsh -s /usr/local/bin/zsh

anyenv

**envシリーズをまとめることができる

git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
echo 'export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshenv
echo 'eval "$(anyenv init -)"' >> ~/.zshenv

terminal再起動

Python(pyenv)

anyenv install pyenv
pyenv install -l #インストール可能なバージョン一覧を表示
pyenv install anaconda3-4.3.0
pyenv rehash

pyenv global anaconda3-4.3.0

installは好きなバージョンを、anacondaは、numpyとかscikit-learnとか、必要そうなライブラリを勝手にインストールしてくれるので便利です。ただanacondaだと割と時間かかる。
普段3.xを使う人でも、アプリのインストール時に2が必要なことがあるので、2.xも入れておくといいかもしれない

以下、確認

python -V

Python 3.4.3 :: Anaconda 2.3.0 (x86_64)

Node.js(非ndenv, nodebrewの場合)

こいつが曲者。

brew install nodebrew

echo 'export NODEBREW_ROOT=/usr/local/var/nodebrew' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH=$NODEBREW_ROOT/current/bin:$PATH' >> ~/.bashrc

source ~/.bashrc

で、そのままnodebrew installしようとするとエラーがでる。解決法は先にフォルダを作っておくこと。(10.10からはフォルダを作れない・・・?)
また、nodebrewのインストール時にpython2系が必要なので、pyenvで2系にしてからインストールを行う。

pyenv global 2.7.10

mkdir -p ~/.nodebrew/src
nodebrew install-binary stable

nodebrew use v4.2.0

なぜかmkdirをしないと、

fetch: http://nodejs.org/dist/v4.2.0/node-v4.2.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file
Warning: /usr/local/var/nodebrew/src/v4.2.0/node-v4.2.0-darwin-x64.tar.gz: No
Warning: such file or directory

とエラーが出る。

python3.xのままだと

File "./configure", line 441
'''
^

とエラーが出る。

参考→akiyoko blog

終わったら確認

node --version

v4.2.0

expressを使う場合は、

echo 'export NODE_PATH=$NODEBREW_ROOT/current/lib/node_modules' >> ~/.bashrc

source ~/.bashrc


npm install -g express
npm install -g express-generator

Ruby(rbenv)

brew install rbenv ruby-build

echo 'export RBENV_ROOT=/usr/local/var/rbenv' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc

source ~/.bashrc
rbenv install --list #インストール可能なバージョン一覧を表示

rbenv install 2.2.4
rbenv global 2.2.4

Cocoapods

swiftとかのライブラリ管理
rubyのインストール後

gem install cocoapods
rbenv rehash
pod setup

Java

バージョン管理したい場合はjenvを用いると良い。
以下は用いないパターン。

brew cask install java

途中パスワード入力を求められる。パスはバージョンにより変更。バージョンは以下コマンドで確認できる

確認

java -version

java version "1.8.0_60"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_60-b27)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.60-b23, mixed mode)

パスの設定。バージョンによって一部変える。

echo 'export JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_60.jdk/Contents/Home' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

Gitの設定

Macなら何もインストールしなくてもgitコマンドは入っているはず
(homebrewでもインストールできる)

コマンドの設定

git config --global user.name "hogehoge"
git config --global user.email hoge@gmail.com
git config --list

で確認できます。

メールアドレスは、GitHubのアカウントと揃えておく。

SSH接続の設定

SSHキーペアの作成

ssh接続でgitにpushするための鍵を作ります。

ssh-keygen

でキーペアが作成されます。途中場所やpassphraseを聞かれますが、こだわりがなければ何も無しでOKです。

The key's randomart image is:
+---[RSA 2048]----+
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
|XXXXXXXXXXXXXXXXX|
+----[SHA256]-----+

と何かしら図形が出てくれば完了です。

cd ~/.ssh
ls

とすると、

id_rsa id_rsa.pub

という2つのファイルができてると思います。このうちid_rsaが秘密鍵です。大切にしてください。
id_rsa.pubが公開鍵です。これをgithub等に登録していきます。

GitHubへの公開鍵の登録

cat ~/.ssh/id_rsa.pub

ssh-rsa XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX……

この表示されたものを、ssh-rsaから含めてすべて、コピーします。

GitHubを開いてログイン後、右上のユーザーアイコンからSettingsへと進み、SSH Keysを選択。

右のリストのAdd SSH KeyからKeyのところに先程のデータを貼り付け。TitleはMyPCとでもしておきましょう。
これで追加完了です。

SSH接続の時に設定した証明書を使う

vim ~/.ssh/config

でconfigを開いて、末尾に

Host github
  HostName github.com
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
  User git

を追加して保存すれば設定完了

gitの補完の設定

「Git補完をしらない」「git statusを1日100回は使う」そんなあなたに朗報【git-completionとgit-prompt】
を見ながら、gitコマンドや、branchなどの補完をできるように設定するととても便利!

git-completion.bashとかのパスは、homebrewからインストールしていると、/usr/local/etc/bash_completion.dなので注意(zshの場合は/usr/local/share/zsh/site-functions)

Dotkun_—-bash—_80×24.png

こんな感じでブランチが表示される&なにより補完がうれしい

TeXをOS X 10.11 El Capitanに入れようとしてハマった

インストール

brew install ghostscript
brew install imagemagick

brew cask install mactex

1〜2hぐらい?

アップデート

# TexLiveManagerをアップデート
sudo tlmgr update --self --all

TexShopもmactexに付属しているので、起動後、メニューバーのTexShop→アップデートを確認、からアップデートしておく。

設定

ここを参考に設定

ただフォントの埋め込みが違って、10.11へのフォント埋め込みは
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?TeX%20Live%2FMac
を参考にしなきゃいけない。

設定後、

kanji-config-updmap status

CURRENT family : hiragino-elcapitan
Standby family : hiragino-elcapitan-pron
Standby family : ipa
Standby family : ipaex

なら成功!

AtomでTexする方法も別記事にまとめた
Qiita: AtomでTexする(Mac)

Vagrant + VirtualBox

brew cask install virtualbox
brew cask install vagrant

google Chrome

brew cask install google-chrome

一度起動すれば、ダイアログから標準のブラウザに設定できる。

Atom

エディタ

brew cask install atom

でインストールできるが、普通にサイトから入れたほうがいいかも(アップデートが自動でされるので楽)

プラグインはapmコマンドでインストール可能。お好みに合わせて。

Dropbox

brew cask install dropbox

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