Tech-circle #4 Consulハンズオン -準備編-
実施予定時間
18:30 - 19:30
本記事は、ネットワーキングタイムで実施する前準備環境構築内容です。
ご自宅等で事前に準備していただくことも可能です。
※先へ進む前に
本稿の最終目的は、ご自身のPCで仮想サーバ(Ubuntu 14.04 amd64)が動作する事です。
これから事前準備の手順を記載致しますが、既にVMWarePlayer(Fusion)やVirtualBox等の仮想化ソフトがインストールされているPCをお持ちの方もいらっしゃると思います。
手順をタグで分け記載していきますので、未導入であれば手順を基に準備を行って下さい。
また、不明な場合は当日18:30から開始されるネットワーキングタイム中でも実施可能です。
1. PCにVMWarePlayer(Fusion)やVirtualBoxがインストールされていない場合
下記何れかから仮想化ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。
Tech-Circle #2 事前作業でのインストールも可能です(上級者向け)
※ 2 - 7の手順を、Vagrantで簡単に作成する
本日参加予定の@ariarijp 様 にハンズオン準備用Vagrantファイルを作成して頂きました。
ありがとうございます。
Tech-Circleは本当に皆様の協力によって活動出来ているのだと思います
※ 下記手順にて、Ubuntuサーバの作成が完了した場合はハンズオン実践に移ります。
※ うまくいかない場合は、通常手順を実施してください。
* windows
1. ディレクトリ作成
mkdir C:\work\vagrant\tech-circle
2. Vagrantファイルダウンロード(git cloneでもかまいません)
3. 展開したファイルをtech-circleディレクトリへコピー
4. コマンドプロンプトから下記実施
cd C:\work\vagrant\tech-circle
vagrant up
* Mac / Linuxの場合
ディレクトリ作成・git clone実施・vagrantupまとめて。
$ mkdir -p $HOME/work/git
$ cd $HOME/work/git
$ git clone https://github.com/ariarijp/tech-circle-consul-hands-on.git
$ cd tech-circle-consul-hands-on
$ vagrant up
2. UbuntuServer 14.04をインストールする場合
下記内容にてインストールを実施して下さい。
内容 | 値 |
---|---|
Ubuntuバージョン | [Ubuntu Server 14.04.2 amd64] (http://releases.ubuntu.com/14.04.2/ubuntu-14.04.2-server-amd64.iso) |
仮想CPU | 1 core以上 |
仮想メモリ | 1GB 以上 |
HDD | 15GB以上 |
VirtualBoxやVMWarePlayer(Fusion)へUbuntuServer 14.04 amd64のインストール方法が分からない場合
お近くのTechcircleスタッフへお声掛け下さい。
-- 以下より仮想サーバ(Ubuntu)での作業となります。 --
4. dockerインストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install curl
$ curl -sSL https://get.docker.com/ubuntu/ | sudo sh
インストール後の確認
$ sudo docker version
sudo: unable to resolve host consul-master
Client version: 1.5.0
...
古いバージョンの場合、execコマンドが使えませんのでこの先のハンズオンへ影響が出ます。
5. Containerベースダウンロード
$ sudo docker pull bsmile/consul-handson
6. ファイアウォール有効化
$ sudo ufw enable
Command may disrupt existing ssh connections. Proceed with operation (y|n)? y
Firewall is active and enabled on system startup
$ sudo ufw allow 22/tcp
$ sudo ufw allow 8500/tcp
$ sudo ufw allow 10080/tcp
$ sudo ufw allow proto tcp from 172.17.0.0/16 to any port 2375
ポート | 役割 |
---|---|
22/TCP | ubuntuサーバへssh接続する為のポート |
8500/TCP | consulのweb-uiを使用する場合に用いるデフォルトポート |
10080/TCP | dockerコンテナ上で立ち上げたnginxの80/tcpポートを フロントへNATした時に利用するhttp試験ポート |
2375/TCP | docker Remote API使用時のポート |
7. docker起動時のオプション設定
Remote APIを有効化し、consulサーバからのコンテナ編集を受け付ける
- DOCKER_OPTSにオプションを追加する
$ sudo /bin/su -c 'echo DOCKER_OPTS=\"-H tcp://0.0.0.0:2375 -H unix:///var/run/docker.sock --dns 8.8.8.8\" >> /etc/default/docker'
sudo: unable to resolve host consul
- docker再起動
$ sudo service docker restart
完了した方からハンズオン実践に移ります。