この投稿は、J-1ビザでアメリカへインターンに行く流れの番外編で、インターンに関係なく、海外に長期滞在する場合にやっておくといい手続きをまとめています。
制度は変更されるので、自分でやる場合は、もう一度調べなおして実施してください。あくまで参考程度で。
日本でやっておくといいこと
住民登録削除
海外へ転出という形で住民登録を削除できます。
削除することでそれ以降の、国民健康保険料は請求されません。滞在国での健康保険料を会社が負担してくれるのであれば、これでいいかと思います。それがなければ、住民登録は残しておいて、何かあれば、現地でかかった医療費の一部を国民健康保険で補填できかと思います(各自確認お願いします)
また住民票を削除したので、住民税もかからなくなります
住民税の課税基準は課税年の1月1日に日本住所がある場合です。住民登録を削除したのが、1月1日以降の場合は、その年の住民税は支払う必要があります。
年金支払
住民票を削除するときに、年金支払いも停止させるか聞かれます。払い続けるか、止めるか選べます。
運転免許更新
海外滞在期間中に免許の更新を迎える予定の人は2つの選択肢があります
- 1 出国前にパスポートにある滞在国のVISAを見せて事前更新。近くの警察署でできました
- 2 帰国後にパスポートの出国、入国スタンプを見せることで事後更新。但し免許センターに行く必要があるようです
2016/07/11追記
現行のルールではいかなる理由でも免許失効後、3年経過すると更新できないみたいです。
また、ゴールド免許のような免許の種類を維持するためには別のルールがあるみたいです。
詳しくは下記を参照ください。
出入国自動化ゲート登録
空港で時短テクニックです。
出発時に日本の出国審査前に同じ場所で「出入国自動化ゲート」の登録をやっているので登録しておくと便利です。
登録すると、日本出国時、日本帰国時は、審査に並ぶ必要はなく、パスポートと指紋のスキャンをする駅の改札みたいなゲートでセルフサービスで審査できて早いです。VISA関係なく、よく海外に行く人はやっとくと便利だと思います。
滞在国でやっておくといいこと
在外選挙人名簿
日本の投票に外国にいても参加できるのが「在外選挙制度」といいます。投票に参加するには、滞在国の最寄りの日本大使館、日本領事館で「在外選挙人名簿」に登録する必要があります。登録すると、大使館経由で投票用紙が自宅(滞在国)に届きます。
選挙になってからあわてないように登録しておくといいと思います。
IDの申請
アメリカでの話になります。
外国滞在で有効になるIDの代表はパスポートですが、常に持ち運ぶとなるとかさばりますし、なくした時、大変です。
長期滞在する人は、「Non Driver Licence」を取得しておくとIDとして使えて便利でリスク回避になります。
(形状は日本と運転免許証と同じで、財布にはいります)
Non Driver Licenceは運転しない人の免許証みたいなもので、運転はできないですが、IDとして使えます。
最寄りの「dmv (Department of Motor Vehicle)」という役所に申請して取得します。
- 役所での申請手続きに時間がかかります。(2時間30分くらい。主に待ち時間)
- dmvによっては手続きの予約ができるみたいです。やっておくと時短になると思います
参考までにNY州のDMVのサイトです。↓
https://dmv.ny.gov/id-card/bget-non-driver-id-card-ndid