概要
J-1ビザを取得してアメリカへインターンへ行く際の流れを整理しておきます。
基本的には、弁護士
とスポンサー
からの指示にしたがっていればいいのですが、全体の流れや必要期間を最初うまく理解できなかったので、今後、同じ境遇の人の手助けになれば。
また、ビザに関係なんく、海外へ長期仕事へ行く時に必要になることもめもとして残しておきます。
注意事項
2016年にJ-1ビザを取得した際の経験談です。
申請年や人、ビザの種類によっては変更されることがあるとおもいますので、最新情報は各自、調べていただければと思います。
J-1ビザについて
詳細は下記を参照ください。
- http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typej.asp (アメリカ大使館サイト)
- http://www.acojob.com/services/visa_j1.htm
関係者一覧
J-1ビザ取得の際の関係者一覧です
- 受け入れ企業
インターン生として自分を受け入れてくれる企業
- 弁護士
ビザ申請に伴う資料の用意、全体の流れの説明など手続きをサポートしてくれます。
受け入れ企業が申請の事務手続きサポートで雇っていました。
- スポンサー
米国非営利教育団体(NPO)
あくまでインターン(研修)ですので、研修の目的、ゴールが存在します。
インターン生がその研修を受けるに値するか、研修内容が妥当かを個別にアメリカ大使館が判断できないので、代わりに管理、審査権限を与えられている団体
- アメリカ大使館
弁護士に必要資料を提出 → スポンサーがそれを元に大使館提出用書類を作成 → スポンサーが作成した資料を持って最後大使館で面接を行います。問題なければ、VISAが発行されます。
STEP1 : 会社を探す
直談判、知り合いからの紹介などを利用して現地の会社を探します。
J-1ビザは取得のためにもろもろ、80万程度かかるようです。基本的に、その費用は会社持ちになるので、しっかりアピールします。
ただし、最近では、「アメリカで経験をつめるなら、ある程度、低賃金でもいい!」という意気込みを逆手にとる現地法人もあるようですので、給料面では妥協しないほうがいいと思います。
STEP2 : 弁護士へ必要書類提出
※資料はすべて英語
- Resume(経歴書みたいなもの)
- 大学の成績証明書、卒業証明書
- パスポートのコピー
- 前職の雇用証明書
STEP3 : スポンサーからの指導
スポンサーからの指示で簡単なオリエンテーションを専用サイト(動画)を通しで行います。(スポンサーによると思います)
- 今後の流れ
- 現地での注意点
- 大使館面接での注意点
STEP4 : 弁護士との面接練習
弁護士との大使館面接(英語)練習
- 現地での業務とその目的
- 日本に戻ってから何をする予定か など
STEP5 : アメリカ大使館面接予約
STEP3が終わった時点でスポンサーから下記資料が郵送されます
- DS-2019 (Certificate of Exchange Visitor Eligibility)
- DS-7002 (Training/Internship Placement Plan)
- I-94 card
それらを利用して、大使館へ面接予約します。その際、専用フォームに記入することで下記資料が手に入ります。
- DS-160
- SEVIS 領収書
DS-160
記入の際に、ビザを取得してアメリカに長期入国することを理解している親族以外の2人の署名が必要になりますので、どなたかにお願いをしておきます。
STEP6 : アメリカ大使館面接(英語)
おおかた、面接練習どおりです。
9:30の面接を予約しましたが、待ち時間が長かったので、大使館を出たのは12時頃でした。
問題なければ、提出資料に大使館の署名とパスポートにVISA(紙)を貼り付けてもらい後日郵送されます。
VISA取得までの流れは以上です。
申請から取得までの期間
約2ヶ月
その他やっておくといいこと。
こちらにまとめました。