Pythonを使ったデータサイエンティストになるための修行です。
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ここではPythonの基本をやります。
※ 個人的な意見が含まれています。
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Pythonの特徴
- 動的script言語
- コンパイル不要
- 変数の型宣言、関数のprototype宣言は不要
- 強制インデント
- 予約語や面倒で覚えにくいルールが少ない
- 自然で常識的な文法や記号
- selfだらけでスケベ
強制インデントや予約語が少ないおかげで誰が書いても同じようなコードになるので初心者にはおすすめの言語だと思います。
Python2とPython3
Pythonには2系と3系が存在します。
Python3では、よりシンプルで一貫性を持たせるため進化していますが、Python2との互換性がない部分があります。
Python3がリリースされてすでに8年以上立っているにも関わらず、未だに2系を使っている人たちが多いという(他の言語からバカにされるレベルで)意味不明な状態です。
Python2は2020年にはサポートが終了しますし、最近は主要ライブラリが3系に対応しているのでPython3を使いましょう。
Pythonの実行
Pythonの実行には2つの方法があります。
- インタプリタを使う
- プログラムを実行する
インタプリタを使う
pythonと入力すればPython Shellが起動し、対話モードでPythonを実行できます。
$ python
Python 3.5.2 |Anaconda 4.1.1 (x86_64)| (default, Jul 2 2016, 17:52:12)
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 4.2 (clang-425.0.28)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
インタプリタでは単純な電卓のように動作します。
式を入力すると、その結果が表示されます。
>>> 2 + 2
4
>>> 50 - 5*6
20
>>> (50 - 5*6) / 4
5.0
>>> 8 / 5
1.6
プログラムを実行する
Pythonのスクリプトファイルにコードを書き、それを指定することで実行できます。
print("hello world")
$ python helloworld.py
hello world