10
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

BeagleBone Black の初期設定

Last updated at Posted at 2014-06-11

BeagleBone Black Rev.Cに関する個人的メモ

##仕様
BeagleBone Black Rev.C

CPU : ARM Cortex-A8
MEM : 512MB DDR3 RAM
eMMC: 4GB
OS : Debian
Interface : USB/LAN/HDMI/microSD (SDHC対応)

##SSH接続
ここでは、あらかじめeMMCにインストールされているDebianにSSH接続する。
有線LANを用いてBeagleBoneをルータに接続。
ターミナルソフトからSSH接続をする。なお、パスワードは無し。

$ ssh root@beaglebone.local

Ubuntu 14.04をSDカードにインストール

インストール

DebianがインストールされたBeagleBoneにSSH接続した後、microSDをBeagleBoneに挿入し、以下のコマンドを実行。

$ wget https://rcn-ee.net/deb/microsd/trusty/bone-ubuntu-14.04-2014-05-06-2gb.img.xz
$ unxz bone-ubuntu-14.04-2014-05-06-2gb.img.xz
$ sudo dd if=./bone-ubuntu-14.04-2014-05-06-2gb.img of=/dev/mmcblk0

※ubuntuのイメージデータの解凍、そしてSDカードへのOSのインストールは時間がかかるため、気長に待つ。

インストール終了後、BeagleBoneを一度シャットダウンする。

$ shutdown -h now

###起動
USBポート側にあるSW2を押しながら電源を投入することで、SDカード上のOS(Ubuntu)がブートされる。

Debian時と同様にターミナルからSSH接続をする。
なお、パスワードは temppwd である。

$ ssh ubuntu@ubuntu-armhf 

###新規ユーザの追加

  1. sudo権限を持ったユーザの追加をする。

    $ sudo adduser ユーザ名 
    

    adduser コマンドではホームディレクトリは作成されないことに注意。

  2. 管理権限グループへの追加

    $ sudo gpasswd -a ユーザー名 sudo
    

##ローカルホスト名の変更
デフォルトである ローカルホスト名 ubuntu-armhf を任意のローカルホスト名に変更する

  1. ローカルホスト名の確認

    $ hostname
    ubuntu-armhf
    
  2. ローカルホスト名の編集
    hostname コマンドで任意のホスト名に変更

    $ sudo hostname hogehogefoobar.local
    
  3. /etc/hostnameの編集

    hostname を使用した場合、 /etc/hostname も書き換える必要がある。

    $ sudo nano /etc/hostname
    
  4. 再度ローカルホスト名の確認
    ローカルホスト名が変更されていることを確認

    $ hostname
    hogehogefoobar.local
    

    変更したローカルホスト名は再起動後、適用される。

##無線LAN設定
BeagleBoneにUSBタイプの無線LANを増設することで、ワイヤレス接続を可能にする。
今回使用した無線LAN子機はBUFFALOのWLI-UC-GNM2である。
WLI-UC-GNM2はUSBに接続するだけで、ドライバ認識される。
下記のコマンドを実行することで、無線LANが認識されているか確認することができる。

$ iwconfig

下記のコマンドを用いて無線LANの設定を行う。

  1. SSIDとパスワードの設定

    $ sudo nano /etc/network/interfaces
    
    auto wlan0
     iface wlan0 inet dhcp
        wpa-ssid "接続先のSSIDの名前"
        wpa-psk "パスワード"
    
  2. 無線LANの有効化

    $ sudo ifup wlan0
    

※ 無線LAN経由でSSH接続した場合、当環境では有線LANと比べて多少のラグが感じられた。

Ubuntuの無線LANが遅い時の対処 にて解決策を記載

##zshの導入
デフォルトのシェルからzshへ変更する。

  1. zshのインストール

    $ apt-get install zsh
    
  2. デフォルトのシェルの変更

    $ chsh
    Password: 
    Changing the login shell for USERNAME
    Enter the new value, or press ENTER for the default
    	Login Shell [/bin/bash]: /bin/zsh
    
  3. 変更の確認
    ターミナルに再度入り直すと、デフォルトシェルが変更される。
    以下のコマンドでデフォルトシェルの確認ができる。

    $ echo $SHELL
    /bin/zsh
    
10
11
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
10
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?