はじめに
昨日紹介した記事で導入したUbuntuは14.04でした。
これを無理矢理16.04にアップグレードしてみようという試みです。
人柱気質のある人以外には非常におすすめしないですが、まぁ一応できますよ程度に。
2016/12/18追記
Windows 10 Insider Preview 14986においてデフォルトでUbuntu 16.04.1がインストールされるようになりました。
来春予定されている大型アップデートにも引き継がれる見通しです。
アップグレード手順
とりあえずいつも通りのアップグレードコマンドを実行します。
クラッシュ防止のためのオプションが色々付いていますが気にしない。
LANG=C sudo do-release-upgrade -f DistUpgradeViewNonInteractive -d
途中でy/Nで答えさせるようなプロンプトが出ますが、これに答えるとフリーズします。
とりあえずyと答えてから、Ctrl-Cでアップグレードの実行を止めます。
Configuration file '/etc/default/rcS'
==> Modified (by you or by a script) since installation.
==> Package distributor has shipped an updated version.
What would you like to do about it ? Your options are:
Y or I : install the package maintainer's version
N or O : keep your currently-installed version
D : show the differences between the versions
Z : start a shell to examine the situation
The default action is to keep your current version.
*** rcS (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? y
これだとアップグレードが終わらないので、再開させます。
sudo -S dpkg --configure -a
こちらは上記のようなプロンプトがあってもフリーズしないので、
安心して(?)アップグレードを続けることができます。
途中でエラーが出て止まったりしますが、
上記コマンドをたたいても何も反応がなくなるまで何回も実行してください。
最後に環境を整えて終了です。
sudo apt update
sudo apt full-upgrade
sudo apt autoremove
バージョンを確認してみると、確かにUbuntu16.04になっていることがわかります。
$ cat /etc/issue
Ubuntu 16.04.1 LTS \n \l
ちょっと怖いですが、とりあえず使えているのでよしとします...