AmazonDashButton(以下ADB)を検知するためのESP8266の実装をしている中で、ESP8266のLow Power 使用が気になってきた。
2017/01/05 現在でのLow Power関連の資料として、以下のものが公式の資料のようだ。
個人的に気になるのは、以下のモードの違い。
- Modem-sleep
- Light-sleep
上記のPDF資料を読んでみた。
Table 1-1.
- System Clockについて
- Modem-sleep: ON
- Light-sleep: OFF
- CPUについて
- Modem-sleep: ON
- Light-sleep: Pending
Modem-sleep
2.1. Featuresから
In Modem-sleep mode, ESP8266 will close the Wi-Fi module circuit between the two DTIM Beacon intervals in order to save power
Light-Sleep
3.3. External Wake-upから
During Light-sleep, the CPU is suspended and will not respond to the signals and interrupts from the peripheral hardware interfaces. Therefore, ESP8266 needs to be woken up via external GPIO.
Light-sleepではGPIOでのwake upをすることになりそう、とのこと。
WiFiの信号を受信するためにはModem-Sleepの方でないといけないのかもしれない。
要調査。
http://qiita.com/7of9/items/9bcdfa8223b6ec791a5c
のcode v0.4で調べたところ、Light-SleepでもADB検知できた。
(追記 2017/01/07)
http://qiita.com/7of9/items/8712a71c8af267170da4
にLight-Sleepでの試験結果を記載した (「v0.4コードでの試験」節)。
Light-Sleepを使用しない場合と同じ14時間弱までの動作となった。
Light-Sleepのまま動作していない可能性がある。
本当にLight-Sleepが機能しているのか確認するには、消費電流測定が必要だ。