新卒でシステムエンジニアとして就職し、現在20代後半です。
一個人の意見で恐縮ですが、
少しでも役立つ情報を提供できれば幸いです。
そもそも、初めは皆んな業界未経験ですよね?(中略)若いってだけで採用されたんでしょうか
「若さ」だけ とは言い切れませんが、
「若さ」のポテンシャルを重視している企業は多いかと思います。
一例ですが、私の場合、就職する際に以下のような流れでした。
(1)工業高校で情報を専門に学びながら資格取得する
(2)4年生大学で情報工学を専攻
(3)就職活動で面接までこぎつけたら
・取得資格やこれまでの学び
・それらをどう活かしたか
・大学での卒論内容
をアピールしながらポートフォリオを見せる
(4)内定
加えて、「22歳新卒」という一生に一度の
就職の最強カードを使用したわけです。
経験は若い程少ない
上記の点について、前述のアピールによって
仕事に対する意識や情熱
を示し、「若いけどポテンシャルがある」と
採用担当者に思ってもらうことができたのではと推測しています。
さて、当初の「40代未経験者がITエンジニアとして働きたい」
という話になりますが、結論としては「非常に難しいが不可能ではない」と思います。
現実的な話をすると、
「40代未経験者を採用する時にどんなメリットがあるのか」
という部分をかなり厳しい目線で見られるかと思います。
「若くて専門機関で学んだ経歴や成果物がある、資格も取得している、やる気もある、ただ経験が足りない」という人が世の中に沢山いるとしましょう。
「経験が足りないから数年スパンのプランで育成すればしっかり戦力になってくれるだろう」と企業はだいたい考えて採用するわけです。
そうすると、大体20代後半くらいには「仕事で使える人」になるわけですね。
質問者さんが仮に40代後半だったとしましょう、
「仕事で使える人」になるために同じ年数を費やすとすると
(未経験を加味して)
50代も見えてくる、若しくはなるわけですよね。
単純に理解力云々ではなく、
費用と時間を費やして育成した人材が
あと何年働けるのか、という観点で見ると
「若い」方が有利だと考えられます。(長く働けるので)
そこで、質問者さんは「若さ」に対して
「勉強してきた何か」レベルを凌駕し、
対抗できる何かを企業に提示する必要があります。
例えばですが…(あくまでほんとにパッと思いついたレベルですが)
・「IT業界は未経験」だけど、今まで働いてきた業界経験の中で活かせる何かがあり業務拡大を見込められる
・ポートフォリオがとんでもなくハイクオリティ(既にサービスとして提供しており、利益が出せる見込みがあるレベル)
・IPAのスペシャリスト系の資格を総なめにしている
など、何かしら武器が必要です。
長文になってしまいましたが、
少しでもお役にお立てれば幸いです。