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メソッド定義場所を探してソースコードを読んでみよう

Last updated at Posted at 2014-09-12

Railsをはじめて触ったとき

5.days

と書けてびっくり(゚д゚)!した人も多いのではないでしょうか。
数字クラスがhoursとかdaysとかのメソッドを持ってるんですよね。

Rubyでは、自分のソースコードの好きなところで

# Numericクラスにメソッドを追加
class Numeric
  def 
    p 'foobar'
  end
end
3.foobar
=> "foobar"

のように、基本クラスを拡張できてしまいます。
これは開発者誰もがクラスにメソッド定義が行えて強力な一方、
ソースを見て動作を知りたいと思った時に、どこでメソッド定義されているのか探すのが大変です。

そこでRubyでは、Method#owner(), Method#source_location()という定義情報にアクセス出来るメソッドが用意されています。

それでは冒頭の「3.days」がどこで定義されているか調べてみましょう。

m = 3.method(:days) # Methodオブジェクトを取得できる
m.owner #  どのクラスで定義されているか取得する
=> Numeric 
m.source_location # 定義場所と行番号を返却
=> ["/my/preoj/vendor/bundle/ruby/1.9.1/gems/activesupport-3.2.8/lib/active_support/core_ext/numeric/time.rb", 49]

以上のように、NumericクラスをActiveSupportが拡張していることがわかりました。

Railsや他人のコードを読んでいる時に、「この挙動、どうなっているんだろう」と思った時に思い出すと幸せになれます。

Rubyでは、JavaのEclipseのようにGUIで簡単に探す方法がなくて大変ですね!(Java使ったことないけど(ノ∀`)アチャー)

参考URL:
http://ruby-doc.org/core-2.1.2/Method.html

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