1 検索用語関連
1.1 範囲を狭めながら検索
1.1.1 方法
- まず思いつくキーワードで検索する(検索語を探すための検索を試みる)
- 検索結果でより最適なキーワードが出てきたら、キーワードを切り替える。
- キーワードの類語で検索(CSS センター揃え→ CSS 中央揃え)
- 言語名+やりたいこと(CSS 真ん中揃えにならない)
- 言語名+できないこと
- 「やり方」「方法」等の言葉を入れる(CSS margin やり方)
1.1.2 意識
- 一度で目的のものが見つかるとは考えず、範囲を狭めながら検索していく。一発目で当たりを引くことにこだわらない。まずはニアピンをゆるく探して、それから少しづつ絞っていく。思いついたキーワードを入れて検索し、はずれても気にしないのがポイント。焦ったら負け。
- 10〜15分でググって見つからなかったら、諦めて他の手段を検討する(その技術とは別の技術を使う方法を考える。その技術を使わなくても問題がないような代替案を考える)
- コツは、いち早く、その機能なりモノなりの正式名称を見つけ出すこと。正式名称さえわかれば、あとは大体なんやかんやで情報が出てくる。
1.2 英語で検索
- 日本語の検索キーワードを英語に直し、検索して出てきた英語ページをGoogle翻訳などを駆使して読む(TOEIC400-500でも日本語で検索していた時よりも解決率は高い)
- リファレンスサイト名をひっつけて検索する(MDN JavaScriptなど)
- 定番の英語フレーズを知っておく
定番の英語フレーズ
英語 | 意味 |
---|---|
how to ~ | ~の仕方、~する方法 |
~ not working | ~が動かない、~が動作しない |
cannot ~ | ~できない |
what is ~ | ~とは何?(定義など) |
why ~ | なぜ~なのか、~なのはなぜ? |
difference (between) A (and) B | AとBの違い |
enable/disable ~ | ~を有効/無効にする(方法) |
is it possible ~ | ~は可能? |
best ~ | ~に関するランキングネタにヒットしやすい |
alternative ~ | ~の代替(代わりになる手段) |
1.3 検索の小技
- or検索
- ""検索
- 「-」検索
- ワイルドカード検索 *
- 日付指定
- site:コマンドで任意のサイトを除外(アフィなど信頼性のない情報)
- related:一次情報など特定サイトの関連ページを検索
- link:特定のURLにリンクしているサイトを知りたい時
- DEFINE:単語の定義を知りたい時
- 英語検索
- 画像検索
- バージョンを含めて検索(SQLServerについてであれば、SQLServer2016)
2 重要な情報源
2.1 「公式ドキュメント」
信頼性:★★★★★
可読性:★
時間(短期):★★★
時間(長期):★★★★★
概要:
* 正確な一次情報(公式ドキュメントやリファレンス)。
* Qiitaや個人ブログは所詮片手間で書いた二次情報なので、公式ドキュメントよりは信頼性に欠ける。
* 公式ドキュメントを読み込むことで正しい情報の勘所が押さえられ、準一次情報を見分ける精度が上がる。
* 英語で記載されている場合が多いので、Google翻訳して読むか英語力を高める必要がある。
2.2 「英語の文献」
信頼性:★★★★★
可読性:★
時間(短期):★
時間(長期):★★★
備考:
* プログラミングは英語で出来ている言語で世界中に話者がいるため、日本語ソースより量が多い。故に問題が起きた際に解決までのスピードは早くなる。
* Google翻訳して読む
3 検索力を鍛える
3.1 概要
エンジニアの技術力・実力は「調査力」に比例する。なぜなら調査力が身に付けば質の高い情報を短時間で取得できるため。そして、学ぶサイクルを回すのも早くなることから他のエンジニアに比べて成長度合いが早くなる。
3.2 方法
3.2.1 調べている内容を頭の中で想像する
「調べた結果をどう使えばいいのか」をシミュレーションすること。「これをすればこうなるな」といったように、想像力を働かしながら答えを探さないと、同じようなサイトをグルグル回って時間ばかりかかるため。
3.2.2 短時間で信頼性のある情報源に辿り着く
「雑多な情報の中から正解を選び出す力を磨く」(正解のない状態でも迅速に信頼できる情報源を見抜けるため、時短で実装できる)
方法
- 正確な一次情報を探す(公式ドキュメントやリファレンス)
- 一次情報でない情報の正確性を見抜くスキルを伸ばし、準一次情報が載っているサイトを探す(方法:公式ドキュメントを読み込む)(コツ:参照リンクが一次情報、使用している単語を正確に記述するようにしている)
公式ドキュメント以外で信頼性の高い人の記事はどんな記事かを見極めたい
→「想像力」を磨く。具体的には「自分が知りたいことを知っている本当に信頼できる専門家がもしwebに何か書いてくれているとしたら、その人はどんな言い回し、単語で作文するだろう?どんなワードを使って話をしているのか」「知識は生半可なままアフィリエイト狙いで文章を書き飛ばしている人が多用しやすい(あるいは思いつかない)キーワードはないだろうか」といったこと
基本的に、公式以外の情報は「眉唾」だと思ってください。なので注意は必要ですが、注意さえしていれば「見ればわかる」ようなダメなところ以外では有益な情報も多いです。私も、個人のブログやQiitaなどに助けられることはよくあります。あとは、ある程度規模が大きくて、信頼でき親切なサイトをいくつか覚えておくと良いです。検索に引っかかったときに優先的に見るという判断ができます。