Automation 360(当時はA2019)の発表から6年、基本設計としてはマルチOS対応でしたが、ようやくmacOSでもBotを動かすことができるようになりました。
以下はそれを知らせるブログ記事です。
今回はBot Agentをセットアップしてレコーダーを動かしたのみですが、その様子を紹介したいと思います。
OSをアップデートする(必要があれば)
要件としてはmacOS 14以降対応となっていまして、早速やってみようと思ったらBot Agentがインストールできません。
手持ちのM1 MacBook Air、お恥ずかしながら少し古いバージョンのmacOSを使用していたので、まずアップデートをするところから始まりました。
というわけでTahoe 26になりました。
Bot Agentのインストールとデバイスの登録

Automation 360 Community EditionまたはEnterpriseの左側のメニュー、「マネージ」-> 「デバイス」を開き、右上の「+」ボタンを押してローカルデバイスに接続。
Bot Agentのインストーラーがpkg形式で落ちてきますので、インストール。
あとは画面の案内に従うだけですが、Chromeの拡張機能の「Automation 360」も入れてください。
実際に動かしてみる
では早速動かしてみます。
操作したい適当なアプリケーションを起動して、レコーダーでオブジェクトをキャプチャーしてみます。
今回は計算機アプリにしてみました。

レコーダーを起動しようとすると権限の許可を確認する通知が出てきますので、適切に設定します。
それらが完了するとレコーダーが動作するようになりますので、キャプチャーします。
基本的にはWindowsで利用する時とほぼ同じです。
計算機のボタンを左クリックするBotを作り実行してみました。おなじみのキラキラ画面が表示されて、無事実行が完了しました。

というわけで、macOSでタスクBotが実行できるようになりました。
セットアップする際につまづきやすいと感じたところ
- macOS 14以降対応なので、それ以前の場合はアップデートが必要。Sonoma以降ということ。
- タスクBotを作成するときに明確にプラットフォーム(WindowsかmacOSか)を選ぶ必要がある


