CUIの動画変換ツールffmpegに、動画を再生できるffplayというツールが付属されてることに気付いて「コンソールだから動画の情報出るくらいだろうな」と気軽に実行したら…まさかの文字で動画を再生して爆笑した。結構なめらかだし pic.twitter.com/JgQreyn0MT
— ながㄘん (@naga3) October 28, 2014
に影響を受けた。
ffplayだけではなく動画プレイヤーのmplayerでも同じようなことができるので、ここではmplayerを用いる。
まず、AA用のライブラリ aa, libcaca が必要なので、それを入れてからmplayerをインストール。いずれもhomebrewにある。
brew install aa
brew install libcaca
brew install mplayer --with-libcaca
を実行すればよい。(ここでは必須ではないが、mplayerのオプションに--with-x11を入れると普通の動画もGUIで再生できるようになる)
あとは動画を再生するために、
mplayer -vo caca aiueo.avi
と実行すればよいのだが、これだと正しく表示されない場合がある。
そこで、
mplayer -vo caca -msglevel all=0 hogehoge.avi
とメッセージ出力を抑えるオプションを追加する。これで快適に動くようになるはずである。
追記(10/29)
-vf framestep=[数字]
というオプションを付けると、毎[数字]フレームのうち1枚だけ表示するようになる。解像度が動画やコンソール文字数が多い時に、「音ズレ」が発生する場合は指定してみると良い。([数字]は元ソースでは10を指定していた)
環境
- OS X Yosemite
- iTerm2, Terminal.app