つい先日でたところのopencv 3.2をOSXにインストールします。
Homebrewなどを使うと簡単なんでしょうが、複数バージョンを併用したいのでソースからです。
環境
MacOS 10.12 Sierra
cmakeを新しくしておきます。
sudo port install cmake
Build
OpenCV 3.2のソースを取ってきて展開しておきます。
mkdir build
cd build
cmake -D CMAKE_INSTALL_PREFIX=$HOME/local/opencv32 -D BUILD_EXAMPLES=ON -D WITH_IPP=OFF -D BUILD_PYTHON_SUPPORT=ON ./opencv-3.2.0 ..
なぜかcmakeするのに、WITH_IPP=OFFをつけないとエラーで落ちました。
make -j4
make install
PATH設定
PKG_CONFIG_PATHとDYLD_FALLBACK_LIBRARY_PATHの設定を.bashrcに記述します。
export PKG_CONFIG_PATH=$HOME/local/opencv32/lib/pkgconfig:$PKG_CONFIG_PATH
export DYLD_FALLBACK_LIBRARY_PATH=$HOME/local/opencv32/lib:$DYLD_FALLBACK_LIBRARY_PATH
動作確認
cd samples/cpp
g++ facedetect.cpp -o facedetect `pkg-config --libs --cflags opencv`
コンパイルでき、ちゃんと動きました。V4Lライブラリがないのにカメラ動いてます。Macの場合どんな仕組みになってるのかはよくわかりません。