はじめに
Ubuntu 16.04環境をMicrosoft Storeからインストールしてみたところ、Wifiが無効化されてしまう症状に悩まされたので、解決策を自分の備忘録として残しておきます。
使用環境
Windows 10 Pro (10.0.17134 ビルド 17134)
Ubuntu 16.04 (Windows Storeからダウンロードして利用)
症状
Windows Subsystem for Linux(WSL)を有効化すると、Wifiが全て無効になってしまう。
コントロールパネルから、WSLを無効化すると、再度Wifiが使えるようになるが、Ubuntuを立ち上げる度に手作業で無効化するのは避けたい。
解決方法
Windows PowerShellから、以下のように入力し、HYPER-Vをインストールする。
再起動後、正常にインストールされると、"Windowsの機能の有効化または無効化"のダイアログに、Hyper-Vのチェックボックスが表示される。
Hyper-Vにチェックが入っており有効になっていれば、Windows Subsystem for Linuxを有効化しても、正常にWifiが動作するようになる。
注意事項
Hyper-Vが有効になっていると、VMWare Playerや、VirtualBoxなどの仮想マシンが起動時にエラーになる。
これらを使う場合には、Hyper-Vのチェックを無効にする必要がある。