注意事項
(2021年10月6日更新)
本記事で取り扱っている Azure Machine Learning については、2021年10月時点での Azure Machine Learning Studio (Classic) となります。
Azure Machine Learning Studio (Classic) については、2024年8月31日にサポート終了がアナウンスされています。Azure Machine Learning への移行が推奨されていますのでご注意ください。
はじめに
AIを実現するための技術の一つである「機械学習」を簡単に実装するためのサービスとして Azure Machine Learning があります。
この Azure 上のサービスについてWeb 上で「やってみた」系の投稿をたくさん見かけますが、実はモジュール名が変更されているために、2014年-2015年頃の記事を参考に今の Azure Machine Learning を使おうとすると、やや戸惑う場面が発生するのではないかと思います。
というわけで、この投稿では Azure Machine Learning のモジュール名の変更をまとめてみました。以下の変更内容は、2016年4月ごろに実施された変更に基づいています。
Azure ML のモジュール名称変更一覧
左側が変更前、右側が変更後です。
変更前 | 変更後 |
---|---|
Project Columns | Select Columns in Dataset |
Quantize Data | Group Data into Bins |
Sweep Parameters | Tune Model Hyperparameters |
Metadata Editor | Edit Metadata |
Descriptive Statistics | Summarize Data |
Reader | Import Data |
Writer | Export Data |
Image Reader | Import Images |
名前は変わりましたが、名称変更時点で機能についての変更は行われていません。(当然、その後の機能追加があるケースはあります)変更前よりも振る舞いを説明した名称になっているため、見た目のわかりやすさが向上していると思います。
まとめ
今回はモジュールの名称変更だけをまとめてみました。
モジュールの役割については、また機会を作ってまとめてみたいと思います。