はじめに
前回はCF(Cloud Formation)のキックまでをやりました。意外とパラメーターが面倒でしたね!今回は接続から動作の確認までをやります!
進捗を確認する
上手くいけばいいですが、失敗するとこのように怒られます。
失敗したスタックはデフォルトでロールバックされますが、スタック名は残す仕様です。同じスタック名を使いたい場合はCloud Formationのコンソールから削除する必要があります。失敗の詳細を確認したい場合は Cloud Trail でログを詳しく見てみましょう。上手くいくとこうなります。
AWSのコンソールからVPCやDNSやDHCPやEC2インスタンスが作成されていることを確認し、Bastion(要塞)ホストにログインします。t2.micro インスタンスでホストが出来ています。
右にスクロールするとBastion (要塞)ホストのパブリックIP が書かれているため、そちらにSSHでログインします。
Bastion ホストへの接続
今回は以下の3つのツールを使ってBastion ホストへ接続します。
- Putty
- Pagent
- PuttyGen
やり方はこちらのAWS公式と同等となります。Puttygenで [Conversions] から [Import key] を選択します。ここでEC2キーペアを作成した際の pemファイルをインポートします。
[Key passphrase] と [Confirm passphrase] を入力し、[Save private key] を選択します。
環境によっては Pagent が常駐起動している場合があります。Pagentを起動し[Add key] を選択します。
先ほど生成したppkファイルを [Add Key] した後に、このキーに設定したパスフレーズを入力し、[OK]を選択します。
キーリストへの追加が完了します。[Close] を選択し、画面を閉じます。
Puttyを起動し、左ペイン [Auth] の [Allow agent forwarding] チェックボックスにチェックを入れます。
左ペインで[Session]に戻ってIPを入力し、接続します。
“ec2-user”でログインします。
Bastionホストを継続的に使用する場合は”sudo yum update”でパッケージをアップデートします。
NetBackup サーバーへの接続
NBUマスターサーバーのプライベートIP を確認します。
SSHで以下のコマンドを実行し、NBUマスターサーバーに接続します。
$ssh ec2-user@<プライベートIPアドレス>
“yes”を入力しログインします。
これで無事ログインできました。
bp.conf
$sudo view /usr/openv/netbackup/bp.conf
NetBackup の基本の設定ファイルである bp.conf ですが、こんな感じになります。
普通です。
bpps
$ sudo /usr/openv/netbackup/bin/bpps
プロセスが立ち上がっていることを確認します。
おわりに
以上となります。ほとんどベリタスの話じゃない!それでもオンプレミスをやっていた方にとってクラウドで必要な手続きが身近なものになったのではないでしょうか。ちなみにこの件でサポートケースを入れたところ、快くサポートの皆さんに対応いただきました!(ありがとうございます)。
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