はじめに
ベリタスのソリューションを活用頂くことで、オンプレミスからクラウドまでカバーする柔軟で拡張性のあるデータ保護を実現することが可能となっています。今回は、ベリタスにて提供しているクラウド対応データ保護ソリューションの内、NetBackup 8.3からの新機能であるMSDPクラウドについてご紹介したいと思います。
なお、本記事は、抜粋版としてお届けいたします。
クラウド利用の現状と今後
こちらはベリタスが委託実施している調査、『Truth in Cloud』から抜粋したグラフで、「望ましいクラウドの最終形態」が赤色、「ITインフラの現在の状態」が青色のグラフになっています。「望ましいクラウドの最終形態」として、約7割の方が最終的にパブリッククラウドを利用するのが望ましいと回答しており、クラウド利用に対する意識の高さが伺える結果となりました。
オンプレミスからクラウドまで統合データ保護の実現
ベリタスが提供しているNetBackupをご利用頂くことで、オンプレミスに加え、上述のクラウドまで、あらゆる場所のあらゆるデータを単一のプラットフォームで、統合的に保護・管理することが可能です。
MSDPクラウド 概要
今回は、クラウド対応データ保護ソリューションの中からバックアップデータをシンプル&高速にクラウドストレージに複製することが可能なMSDPクラウドを取り上げたいと思います。
MSDPクラウドをご利用頂くことで重複排除したデータを重複排除したままクラウドストレージに保管することが可能で、バックアップデータの長期保管、クラウドへの遠隔地保管、テープの置き換えなどが利用シーンとなります。また、複数のクラウドストレージを1台のMSDPクラウドで対応することも出来るので、Amazon S3からAzure Blobへ複製するといった、クラウド間を跨いだマルチクラウド複製も可能になっています。
Image Sharingについて
Image Sharingは、クラウドストレージに保管されたバックアップデータを、別ドメインのNetBackupサーバーから読み出す機能になります。
このImage sharingを利用することで、オンプレミス側で取得したVMwareの仮想マシンバックアップ(VADPバックアップ)を、AWSのAMIに変換して、EC2インスタンスとして起動させるといった使い方も可能でして、リカバリ用途以外に、オンプレミスからクラウドへの移行用途としても使える機能となります。
まとめ
今回、ご紹介したMSDPクラウドを用いることで、「保存容量の削減」「マルチクラウド対応」「バックアップデータの利活用」といったメリットを享受することが可能となります。
本記事では、「クラウドバイデフォルトは新しい日常で加速するハイブリッドクラウド、マルチクラウドデータ保護の最前線とコストの最適化」をテーマに、MSDPクラウドについて、ご紹介しました。
フルバージョンの資料について
SlideShareにてフルバージョンの資料を掲載しておりますので、こちら(SlideShareへのリンク)をご参照ください。
なお、上記フルバージョンの資料には、MSDPクラウドの構築手順やImage Sharingの検証など、スクリーンショットを交えながら1ステップずつ説明していますので、是非ご確認ください!
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