はじめに
Veritas NetBackup はエンタープライズクラスのデータ保護を実現するための大変パワフルなツールです。本稿では データ保護の基本となるバックアップサーバーをマーケットプレイスから超簡単に構築する方法を紹介します。
補足:2021年にリリースされたNetBackup9.0もAWSマーケットプレイスに対応しております。下記の手順では、バージョンを適宜読み替えていただけますと幸いです。
データ保護が必要な理由
AWSではそのサービスに対して”責任共有モデル”という概念が適用されています。
https://aws.amazon.com/jp/compliance/shared-responsibility-model/
こちらのURLにあるようにお客様のデータ、データの整合性、設定内容、暗号化、トラフィックの保護については全てお客様で責任を持つように定義されています。AWSが担保するのはAWSのインフラストラクチャであってそのデータではありません。
したがって、これらのデータは自己の責任において保護、担保する必要があります。これからVeritas NetBackupを使ってそのデータを保護するための仕組みについてご紹介します。
デプロイの準備
ページ中央部にマーケットプレイスへのリンクが表示さています。
移動して NetBackup を検索しましょう。
マーケットプレイスの NetBackup が表示されます。ここでは一般向けを選びましょう。
選択して[Continue to Subscribe]します。
[Continue to Configuration]でここから構成開始です!
構成するバージョンを選びます。今回はちょっと古いですが 8.1.2 を選びます。
テンプレートのバージョンとデプロイするリージョンを選択します。
選択したら Cloud Formation をロンチします。
ここでロンチを選択すればCF(Cloud Formation) のスタックの作成開始です!
おわりに
ここまでがCFを起動する前の準備です。簡単でしたね!次回の中編では具体的なリソースの準備やパラメーターについて解説します。リソースがいるなら先に言って欲しいですね。。
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