はじめに
VMware Cloud on AWS(以下、VMC on AWS)の東京リージョンが、2018年11月よりサービス開始されました。先進的なエンドユーザーやクラウドMSP(Managed Service Provider)はPOCを実施されていると思います。
VMC on AWSの基盤はVSANや複数アベイラビリティゾーンをまたぐストレッチクラスタで構成されます。基盤としての耐久性は高いのですが、ユーザデータがきちんと保護されている保証はありません。また、VMC on AWSは標準でデータ保護機能を持ちません。そのため、企業の本番システムを運用するとなると、サードパーティのデータ保護ソリューションが必要となってきます。
今回は、VMC on AWSのデータ保護ベストプラクティスを公開します!!
データ保護ソリューション選定指針
VMC on AWSの基盤に使用されているvSphereは、VMware社/AWS社により開発の手が加わっており、オンプレのそれとは別ものになります。そのため、こちらに書かれている内容に準拠し、ベリタスは継続的に最新バージョンを追従しサポートしてまいります。
Veritas NetBackup for VMware Cloud on AWS (57737)
https://kb.vmware.com/s/article/57737
サポートされるバージョンについてはベリタスまでお問い合わせいただけますと幸いです。
次に、VMC on AWSは仮想マシン1台から借りられるわけではなく、ESXサーバ単位での課金です。最小構成はESXサーバ3台、物理容量にして30TB以上になります。必然的に大規模となり、高パフォーマンス※なデータ保護ソリューションが求められます。
※ NetBackup ベンチマーク結果 (1000台の仮想マシンを2時間51分でバックアップ)
https://www.youtube.com/watch?v=tprUkIXa9rE
最後に、数十TBを超える大規模環境での国内実績が多数あり、提供元(SIer、OEMパートナー)のノウハウが豊富で、保守体制が完備されているソリューションを選定することが何よりも重要になります。
VMC on AWSをご検討されている、エンドユーザの情報システム部門、SIer、クラウドMSPのみなさまは、ベストプラクティスの詳細をぜひご確認ください。
VMware Cloud on AWS 環境のデータ保護ベスト・プラクティスご紹介!!
↑↑↑ SlideShareにリンクしています
- なぜ、Veritas か?
- NetBackupで、できること/構成パターン
- 実案件、本気で考えると結構むずかしい… ~ユーザVM以外の保護対象について~
- トラブらないための注意点
- VMC on AWS と オンプレvSphere の違い
- コンパチの確認方法
- データ保護のために、理解するべきVMC on AWS技術要素
- NetBackup推奨設定と設定画面
- 参考リンク
その他のリンク
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