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EclipseからローカルのCloud FoundryにWebアプリをデプロイ

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前回の記事で作成したWebアプリケーションをこちらの記事で作成したローカルのCloud Foundry v2上にデプロイして動かしてみます。

参考サイト

準備

Cloud Foundry v2のVMが起動していない場合、以下の手順でVMを立ち上げ、Cloud Foundryプロセスを起動します。

$ cd path/to/cf-vagrant-installer
$ vagrant up
$ vagrant ssh

vagrant@cf:~$ cd /vagrant
vagrant@cf:/vagrant$ sh ./start.sh

ログインしておきます。

vagrant@cf:/vagrant$ cf login
target: http://api.192.168.12.34.xip.io:8181

Email> admin

Password> ********

Authenticating... OK
1: my-org-name
2: myorg
Organization> 2

Switching to organization myorg... OK

デフォルトの場合、 Email は"admin"、 Password は"password"で入れます。

Cloud Foundryプラグインのインストール

Eclipse Marketplace で「cloud foundry」と入力して検索し、 Cloud Foundry Integration for Eclipse をインストールします。

  1. Manage Cloudをクリックします。
  2. Add をクリックします。
  3. Name には適当な名前を(今回はlocal-vagrant-cfにしました)、 URL にはCloud Foundryのtarget URLを入力します。上記で$ cf loginを打った時に出てくるtargetを指定します。
  4. OKをクリックします。
  5. Email に"admin"、 Password に"password"を入力し、Validate Accountボタンをクリックします。
  6. 問題なければ、「Account information is valid.」と出ます。今回はdefaultスペースを使うのでそのままFinishボタンをクリックします。
  7. Servers タブに追加したCloud Foundryサーバプロファイルが追加されれば完了です。

Java Webアプリケーションをデプロイ

前回作ったサンプルのWebアプリをデプロイしてみます。

  1. 先ほど作成したサーバプロファイルを右クリックし、 Add and Remove をクリックします。
  2. Available リストに前回作成したWebアプリ(webappsample)があると思います。選択して、Add > ボタンクリックで Configured リストに移動します。
  3. Finishをクリックします。 Application details ウインドウが開きます。
  4. Name を適当に入力(デフォルトでWebアプリプロジェクト名が入っているので、問題なければそのままでOKです)します。外部のBuildpackは使ってないので Buildpack URL (optional) 欄には何も入力しません。
  5. Finishボタンをクリックします。ステージングプロセスが走り、しばらくするとアプリがデプロイされます。自動的にJavaのBuildpackやTomcatがダウンロードされている様子がコンソールで確認できます。
  6. ここで、 Servers タブ内のCloud Foundryサーバプロファイルをダブルクリックして開いてみます。 Applications and Services タブに移動すると、 Applications 欄に先ほどのアプリが追加されていることが確認出来ると思いますので、選択してみます。
  7. 画面右側にアプリケーションのコンフィギュレーション情報が出ます。 Mapped URLs にデプロイ先URLのリンクが表示されています。このリンクをクリックするとEclipseの内蔵ブラウザでプレビューできます。前回同様の画面が出ていればデプロイ完了です。

念のためCloud Foundry VMからも確認してみます。

vagrant@cf:/vagrant$ cf apps          
Getting applications in myspace... OK

name           status    usage      url                              
webappsample   running   1 x 256M   webappsample.192.168.12.34.xip.io

まとめ

前回の記事と合わせて、次世代Java Webアプリ(?)を開発するためのツールチェインの簡単な使い方を勉強しました。

  1. MavenでWebアプリを自動ビルドできる環境を整える
  2. WebアプリはCloud Foundry PaaS上にデプロイ、スケーラブルなWebアプリとして実行する
  3. プロジェクトのソースはGit(今回はGithub)で管理

アジャイル開発といった流行りのキーワードがどういうツールチェインで実現しているのかを実際に体感すると本で読む以上の面白さを感じますね。

それでは今回はこの辺で。

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