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今年もやってきましたね...🦌🛷🎅❄️🎄

こちらはクラウドワークスグループ Advent Calendar 2025 シリーズ1の5日目の記事です。

なんか当たってた...

クラウドワークスのエンジニアをしている@ukin0k0です。

Findyのイベントでオライリー学び放題プレゼント抽選があると知ったのは8月頭のことでした。(そういえば、このときはまだクラウドワークスエージェント 旧: ビズアシのエンジニアでした)

当然、即申し込み!チームメンバーにも共有しました。

オライリー学び放題企画を社内共有するslackのメッセージ

そしてチームメンバーが当選!🎉

チームメンバーがオライリー学び放題当選の報告をするslackのメッセージ

私もメールを確認してみましたが、残念ながら届いておらず...

翌月異動を控えていたのもあり、切り替えて、立つ鳥跡を濁さずの想いで仕事に打ち込んだのでした。(大袈裟)

異動して1ヶ月も終わりかという9月末、Findyから1通のメッセージが...

オライリー学び放題に当選された方のうち9月24時点で有効化していない人に対するFindy運営からのメッセージ

え!当たってたの?落ちたと思ってたのに!!

どうやらメールが届いていなかっただけで当選していたのでした。
有効化してから90日間無料で使えるとのことで、放置してしまったおよそ1ヶ月の機会損失はなんとなし!

これはもう「お前異動するし、しばらくバタバタするかもしれんから、敢えて当選メール届かないようにしといたろ」という神様の思し召しとしか思えない

かくして10月ちょい過ぎからO’Reilly learning platformをはじめたのでレビューしていきます。

なにができるの?

オライリー学び放題でできることは大枠としては以下の通りです。

O’Reilly learning platformのStart Lerningのメニュー項目。上から順にLive events, Interactive learning,Courses, Certifications, Books。
引用: O’Reilly learning platformのメニューバーのStart Lerningより

日本語訳すると上から順に以下の通りです。

  • 配信
  • 能動学習
  • コース
  • 認定資格の模試
  • オライリー本

Live events(配信)

Live eventsというのはその名の通り、同時視聴の配信イベントです。

内容はビジネスやテクノロジーになる重要トピックのトークイベントや各種技術に関するハンズオンイベントがあります。
新着一覧を見る限りではハンズオンが多そうでした。

講師陣はO'Reillyネットワークのイノベーターや専門家が務め、彼らにその時その場で質問できるというのが同時視聴の利点です。

ただ、講師陣は殆ど英語話者のようで言語及び開催時間の壁が存在するというのが難点です。
10pm-2amとかMidnight-4amとか多めです。眠い目をこすりながら頑張りましょう。
この時間の英語はきっと頭に入ってこないな...(白目)

直近開催の面白そうなイベントの詳細ページを載せているので概要を掴みたい方はご参照ください。

Interactive learning(能動学習)

こちらはWeb IDEを使って、プログラミング言語などを能動的に学習できる機能です。

Labsとsandboxesのふたつに分かれていて、それぞれできることはこのように違いがあります。

  • Labs: 教材付きで学習を進められる
  • Sandboxes: 特定の技術に特化したWeb IDE環境のみを用意してくれてあとは好き勝手に触れる

左側にチュートリアルや操作方法が表示されており、それを見ながら右側のWeb IDEでコーディングを進めることができます。

O’Reilly learning platformのLabsの一例。左にチュートリアルがあり、右にWeb IDEがある。
引用: https://www.oreilly.com/online-learning/intro-interactive-learning.html より

実際に手を動かすことでより理解が進むのはそうなのですが、教材を用意して環境構築をしてとなるとなかなかハードルが高いものです。
教材を選べばすぐにチュートリアルとIDEが立ち上がるので、さくさく進められそうですね。

Course

コースでは特定のテーマで複数の動画視聴や練習問題をこなし、比較的長い時間をかけて学習することができます。

オンデマンドとライブの二種類があります。

ライブはLive Eventsで扱っているハンズオンイベントが該当します。
オンデマンドはその名の通り、任意のタイミングで受講することができ、ライブよりも長い期間での学習を想定してそうです。

以下はクリーンコードのコース詳細です。気になる方はご覧ください。

Certifications(認定資格試験の模試)

こちらはAWSの認定資格などの模試を受けることができるものです。

Person Test Prepというオライリーが提供する別サービスにアクセスします。

模試以外にも練習問題、暗記帳といった機能もあります。

また、プラットフォーム側の詳細ページには関連するコースや書籍も併せて掲載されているため、資格試験の勉強をするところから利用することが可能です。

O’Reilly learning platformのCertifications(認定資格)のAWS認定ソリューションアーキテクトの詳細ページ。模試を受けるリンクや関連教材が掲載されている。
引用: O’Reilly learning platform / Certifications / AWS Certified Solutions Architect - Associateより1

Books

オライリー書籍を読むことができます。

ログインしているのとしていないのと表示レイアウトは異なるのですが、詳細ページは以下の通りです。

これはオライリー独自のリーダーかと思うのですが、以下のような機能があり、かなり便利です。

  • フォントサイズ調整
  • カラーモード変更
  • 幅調整
  • フォント調整
  • ハイライト
  • 進捗

オライリー書籍リーダー。右側に書籍のタイトルや著者、目次の一覧と進捗率が表示されており、フォントやフォントサイズの変更、カラーモードを変更する機能もある。
引用: O’Reilly learning platform / Books / ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法 より

以上がO’Reilly learning platformが提供する学習コンテンツとなります。

そのほかの機能

周辺機能やサブコンテンツなどもあるので取り上げていきます。

Explore Skills(スキル検索)

特定のスキルから書籍やコースなどのコンテンツを探すことができます。
学びたいものは決まっているが、教材はまだ決めていない場合などはここから探すのが良いでしょう。
また、プラットフォームで扱っているスキルを把握するのにも役に立ちます。

残念ながらRubyはありませんでした...

Expert Playlists

特定のトピックに関するおすすめの書籍やコースをプレイリストとしてまとめたものが公開されています。
Ruby on Railsのプレイリストありました。

フォローすることができるのでおそらく更新があったときはお知らせが届くのだと思います。
また、自分でもオリジナルのプレイリストを作成することができます。公開することも可能です。

Early releases

なんとまだ発売されていないオライリー書籍を読むことができます。
2025年11月28日時点では残念ながら日本語書籍はなく、英語書籍のみでした。

再来年発売予定のものも読めたりします。

History

利用したコンテンツの履歴が確認できます。途中までやってたやつの続きがやりたい場合はここからアクセスするのが楽です。

O’Reilly learning platformのヒストリー、利用履歴の一覧。学習を開始したコンテンツが一覧表示されている。
引用: O’Reilly learning platform / アカウント / History より

Answers

オライリーコンテンツからAIが回答してくれるので、かなり良質な回答を得られるのではないかと思います。
普段仕事などで使っているAIの代わりに使ってみるのも良さそうですし、学習サポート的な使い方も期待できると思います。

O’Reilly learning platformのAnswers機能の参考画像。AIに質問する内容を記入する欄があり、その下にAIによる回答とその右にはソースとなるオライリーコンテンツの一覧が表示されている。
引用: https://www.oreilly.com/online-learning/feature-answers.html より

右側にちゃんとソースを示してくれるので信頼感がありますし、もっと深掘りしたい場合なんかも便利そうです。

所感

O’Reilly learning platformでは結構いろんなことができると伝わったんじゃないかと思います。

ここからは使ってみての所感をまとめていきます。

英語辛い...

なににもまず、英語が辛いです。
O’Reilly learning platform自体が英語表記でコンテンツも大半が英語です。

Language Preferencesで日本語が選べるものの、サイト全体が日本語訳されるわけではないです。
一部日本語訳されるのと、書籍やコースを検索する際に「言語」項目でデフォルトで「日本語」にチェックが入ります。

動画には日本語字幕をつけられるのですが、まず英語文の状態である程度の長さに物理的に区切り、その部分について良い感じに翻訳している印象でした。

例えば、I think that hoge is fuga.みたいな文があったとしてthatで切れたりすることがあります。
そうすると、「私は思う。」の後に切り替わって「hogeはfugaである。」みたいに表示されることがままあるんですよね。
例文は短いので大丈夫なのですが、文章が長くなるとスッとは入ってきません。

書籍もブラウザの翻訳機能を使ってみたりしましたが、スクロールして続きの文章を取得して画面反映すると、英語に戻ってしまうので、なかなか良い感じには使えなさそうでした。

というわけで私は日本語で書かれているオライリー書籍を読む、をメインに利用しています。

スマホアプリがいい感じ

スマホでオライリー書籍が読めれば、スキマ時間も有効活用できそうと思ってスマホアプリも入れてみました。
スマホアプリでしか使えない機能があり、これが良い感じでした。

  • リマインド
  • 読み上げ機能

リマインドは勉強途中のコンテンツについて、定期的にポップアップの通知を出してくれます。
タップするだけでコンテンツに遷移できるので使いやすいです。

オライリーアプリからの通知。学習中のコンテンツに戻るよう促す。

くわえて書籍の読み上げ機能がスマホアプリでは使えます。
ちょっと目が疲れたなーというときとか、手が離せないときにも使えます。
音声が選べてスピードも調整できるのでかなり利便性が高いです。

読み上げ機能の設定画面。読み上げ速度の調整や音声の選択ができる。

まとめ

O’Reilly learning platformは充実した学習コンテンツを提供していますが、英語苦手民にはフル活用が難しいかもしれません。
そうだとしてもオライリー書籍が読めるだけでも非常に魅力的ではあります。
残り1ヶ月ほどですが、自分のペースで読みたい本を読み進めていきたいと思います。

有料課金だと50ドルくらいするので、オライリー書籍読み放題だけのプランなど出ると嬉しい...

  1. 利用規約を確認しました。このページ自体はログインしないと閲覧できないものですが、記載のコースについては詳細ページが公開されており、その他内容的に規約に抵触しないものと理解しました。

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