<aura:text />タグの使いどころがわからない

デベロッパーガイドの第4章冒頭に<aura:text />タグがひっそり説明されています。

<aura:text value="{!" />

aura:textコンポーネントは{!を式の先頭と解釈しないため、プレーンテキストではこの構文が{!と表示されます。

とは言っても、{!と出力したいだけならタグを使わずに単に{!と書いてもそのまま出力されるのですよね。

とは言え、{!var}のように書くと、変数の参照として解釈されてしまうので、それを避けるためなのかな、と思い、<aura:text value="{!var}" />と書くと、nullと出力されました。予想と違う…。

式と解釈させないためには、<aura:text value="{!" />var}なら、{!var}と表示させることができます。ただ、{!<!-- -->var}のように書いても{!var}とコメントが入らない形で出力されるので、これで充分のような気がします。結論として、aura:textの使いどころは今の所よくわかりません…。

まとめ

記述	出力
{!	{!
{!undefinedvar}	(なし)
{!<!-- -->undefinedvar}	{!undefinedvar}
{<!-- -->!undefinedvar}	{!undefinedvar}
<aura:text value="{!" />	{!
<aura:text value="{!undefinedvar}" />	null
<aura:text value="{!" />undefinedvar}	{!undefinedvar}