MacのターミナルでPHP操作をする環境を構築する際に、MAMP等でインストールされたPHPにパスを通す作業が必要になる。パスの通し方についてはウェブで方法が解説されているが、ここでよく言及される「~/.bash_profile」という環境設定ファイルの編集部分でつまづいたのでメモ。
よくあるのは、「~/.bash_profile」に
「export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/bin/php/php5.4.10/bin」を追記とか書かれているが、
環境によっては、というかおそらくもともとMac上に「~/.bash_profile」というファイルは存在しない。
なので自分で作成する必要がある。
自分のMacに「~/.bash_profile」が存在するかの確認方法は以下。
- $cd とだけ打ち込んでルートディレクトリに移動
2.
$ls -laと打ち込んで「~/.bash_profile」というファイルがあるか確認
なければ作成。
1.
$touch .bash_profile と入力
これで作成完了!
2.
$ls -laと打ち込んで「~/.bash_profile」というファイルがあるか確認すると
できている!
続いて「.bash_profile」にパスを通したいPHPがある場所のパスを記述する。
1. ファイル名が.で始まるファイルは隠しファイルなので、隠しファイルを表示するコマンドを入力
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
2.
設定を反映するためFinderのプロセスを終了
$ killall Finder
3.「.bash_profile」が置かれているディレクトリを表示
$open /usr
4.
上記ディレクトリが表示されるので、「.bash_profile」を開いて
「export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/bin/php/php5.4.10/bin」等、パスを通したいディレクトリを記述
5.
設定を反映させるため
$ source ~/.bash_profile
を入力して終了。ターミナル再起動でもOK