ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳 読書メモ
読もうとしたきっかけ
- リモートワークや勉強でやる気を出すにはどうしたらいいのか知りたかったため。
第1章 やる気が出ないのにはワケがある
- やる気がある人は脳の働きを止めない
- やる気に乏しい人はマンネリにはまっている
- 脳へのインプットが少ない→ちょっとしたワクワク、非効率さが脳を発達させる
- パターン化した行動は、脳の自動化を引き起こし、モチベーションとなる欲求が無くなってくる
- 次第に新しいことにチャレンジしなくなる
- 年齢が進む(30代後半あたり)につれて、もっと刺激が欲しいという欲求がだんだんとなくなっていく
- ベテランになってはいけない。手持ちの知識やスキルだけで完結するのではなく、見通しが立たないことをあえて取り入れる。
第1章 感想
- リモートワークでマンネリ化からやる気がなくなるのは確かにそうだなと思った
- 加齢やインプットが少ない、新しいことをしないというのは次第にやる気を削いでいく
第2章 やる気を妨げている脳番地を鍛えよう
- いつやるのか決めない、いつやらないのか決めない、という決めたくない人は思考系の経験値が低い
- アクションに結び付けるにはトレーニングが必要
- 2週間続けているもの(コーヒーなど)をあえて選択肢から外す→ほかに興味を持つようになる
- 1か月他人の行動パターンをまねる、または人と違うことを行う
- どれくらい 言葉で説明できるかで、その人のインプットの質がわかる
- やる気不足の人に、見えたものを説明してくださいというと、状況をうまく説明できない
- 経験したことを 言語化する訓練を行う 。言語化する前提であれば真剣に周りを見るようになる。
- いい写真を撮ろうと心がけて過ごすと、集中してよく観察するようになる。
- 普段の会話量が少ないと、聞く機会が少なくなり聞く力が弱くなる。
- テレビの音声を英語に切り替えると、聴覚系脳番地を刺激する
- 経験や情報が頭をやわらかくする
- いつもと行動パターンを変えてみる
- 自分の経験を話すのが会話の基本
- 本などで得た知識はただの再生なのに対して、自分の経験はまだ言葉になっていない
- 今日あったことを言ってみる。これを繰り返すことで伝える力がついてくる
- 考えを可視化する。伝えたいことを図にすると頭の中が整理できる
- 記憶はなるべくポジティブに変換したほうが今後の行動アップにつながる
- ネガティブな記憶がブレーキになるときは、新たな記憶で上書きする
- 1日の生活を30分前倒しする。寝る時間を30分早める。
- 何気なく話していることや 思ったことをノートに書いてみる
- 面倒くさい→どうしたら簡単にできるか、など、ポジティブな言葉に変換する
- 日々の言葉をプラスに変えると前向きに行動しやすくなる
- 好きなのか嫌いなのか、やりたいのかやりたくないのか、はっきりと自覚できるようにならないと、エネルギーが湧きにくい
- 判断が二転三転する。
- 過剰反応が行動に抑制がかかってしまう。
- やる気に乏しい人は、いろいろなことがスローになる。
- 動く練習をしていないと、慣れないことにはすぐ反応できない
第2章 感想
- 意識的に新たな行動をする
- 自分の感情を言語化、図示化するために日記を書く
- 言葉を意識的にポジティブ化、プラスにとらえるようにする
- やる気がないとスローになりがちなので、あれこれ悩む前に、手や体を動かす
第3章 やる気は脳覚醒で大きくなる
- 脳の力を発揮できない4つの原因
- 寝不足、悩みがある、運動不足、情報不足
- 覚醒のレベルを上げる。脳が冴えている状態。
- 脳覚醒のレベル
- 1点・・・非常に悪い。ボーとしている状態
- 2点・・・悪い。スッキリしない。
- 3点・・・普通。このレベルを引き上げる必要がある。
- 4点・・・やや良い。かなりクリア。
- 5点・・・非常に良い。スッキリ冴えている。
- 出来事に点数をつける。
- 1点の時、4~5点にもっていけるように心がける。
- 覚醒レベルを高く保つコツ
- 適切な睡眠
- 運動
- 好きなことをする→好きなことは脳が活性化する
- 次の予定を意識する→予定があると目標に向けて準備に入る
- ゲーム依存、スマホ依存は脳覚醒の低下状態
- アドレナリンは一時的、モチベーションを上げるには短期的ではなく長期的な目標を持つ
- 自分の位置を一般の基準より過剰に低く定めることで相手との間にギャップをつくり、そこを戦略的に埋めようとする
- 攻略する目的が明確になる
- 次のステップが見えている
第3章 感想
- 自分の脳覚醒レベルを把握して、上げるための努力をする
- スマホ依存は脳覚醒の妨げ
- 常にギャップを意識して、戦略的に埋める
第4章 やる気を生み出す日常のコツ
- ひらめきは、脳の神経細胞同士のネットワークが広く強靭なほど生まれやすい
- 新しいインプットが少ないと、脳の働きが鈍る
- 脳の理解度は、実際に見る>メディアで見る
- 動けば動くほど、動くのがラク になる
- 時間を区切ることは集中力を高める
- 結果的に、1日にたくさんの量をこなせる頭と体の状態を作り出すことができる
- 脳の成長は、普段の時間の過ごし方で決まる
- 休みの日の時間の使い方をある程度決めておく
- 朝から晩まで予定を入れておく、全部終わったら自分の時間とする
- 活動的な人は、人生を面白くしよう、楽しくしよう、お金持ちになろうというように、満足度が高くなるほうを目指す
- 活動的な人は、複数のプランや予定を行き来している。
- 2本3本と同時にやっていることで、知識や目的を増やすことになり、寝かせているほうも熟成していく。二重らせん思考
- 他人の成果に安易に乗っからないで、自力でそこまでの成果を出す
- 自分の中で最初の一歩から体系化していくことが必要
第4章 感想
- リアルを大事にする。体験、行動をしてみる。リモートワークだと家から出るのが億劫だが、少しでも外に行ってみる。
- 休みの日は何をするか事前に決めておく
- 複数のプランを平行でこなす
- 自分で1から作り上げる
第5章 体を動かすとやる気がついてくる
- とにかく体のあらゆる部分を使っているほうがいい
- 呼吸法は、深く吸ってゆっくり吐く
第6章 やる気の基本は欲求に正直になること
- うつは首から上(口や耳や目)の運動不足によって悪化する
- たくさんの人に会っている人ほど、表情のバリエーションが多くなる
- リアルな環境で、「見る」という経験を積む必要がある
- とくにやりたいことがない人は、自分の本心が分かっていないだけ
- 周りの干渉が気になる人ほど、目標をもってエネルギーを生み出すことを意識したほうがいい
- 人前で話すときには、自分の発表はみんなにとって聞く価値があるものだという自信を見せることが大切
- 脳は肉体より10歳若いので、脳の欲求に従うことが大切
第6章 感想
- 自分の本心に向き合う
- 自分に自信を持つ
全体的な感想
- やる気というものは自分から動かないと生まれない。向こうからはやってこない。
- インプット、アウトプットを貪欲にし続けることが重要
- マンネリ化しない。いつもと違うことに挑戦する。
- 楽な仕事をいつまでもしない。自ら新しい仕事に挑戦しないと、やる気がなくなりつまらなくなる。
- 楽しい人生を送るには、この記事を読んで、脳を覚醒させること。
参考
ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳 加藤 俊徳
https://www.amazon.co.jp/dp/B086DHVKGV/ref=cm_sw_r_tw_dp_VJC16AGQTGQKQ581PFXM