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EC2のバックアップがVSSエラーとなっている場合の対応について

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Last updated at Posted at 2026-05-28

はじめに

AWS BackupでEC2のバックアップを取得した際、ステータスが「問題ありで完了」となり、メッセージカテゴリには「VSSエラー」と表記されている事象に遭遇しました。

本記事では、このVSSエラーが発生する原因と、その解決方法について備忘録を兼ねてまとめます。

前提

・対象EC2のOSが Windows であること
・EC2やAWS Backupの操作権限をがあること
・AWS Backup自体の基本設定は完了していること

状態の確認

問題ありで完了_スクリーンショット 2026-05-19 104051.png

公式サイトによると、この状態は

ステータスが Completed with issues の場合、VSS 操作が失敗したため、クラッシュコンシステントバックアップだけが成功したことを示します。

とあります。
つまり、何らかの理由により、バックアップの際にVSS操作のみが失敗しているということのようです。

調べたところ、VSS を利用したバックアップを取る際には、いくつかの前提条件があるようです。

こちらを確認すると、私の環境では
・対象インスタンスの IAM ロールに必要な権限が足りていない
・インスタンスにAwsVssComponents パッケージをインストールする必要がある
ことがわかりました。
以降では、その方法について記載します。

IAM 許可(ポリシーのアタッチ)

公式サイトには

Amazon EC2 Windows インスタンスにアタッチされた IAM ロールには、VSS を使用してアプリケーション整合性のあるスナップショットを作成するためのアクセス許可が必要です。必要なアクセス許可を付与するには、AWSEC2VssSnapshotPolicy 管理されたポリシーをインスタンスプロファイルにアタッチします。

とありますので、対象のインスタンスにアタッチされているロールに、以下のポリシーをアタッチしました。
AWSEC2VssSnapshotPolicy

ロールへのポリシーのアタッチ手順については割愛します。
詳しくは以下のサイトをご確認ください。

AwsVssComponents パッケージをインスタンスにインストールする

次に、AwsVssComponents パッケージが足りていないため、インスタンスにAwsVssComponents パッケージのインストールを行います。

AWSコンソールで 「SSM」を開き「RunCommnad」をクリックします。
RunCommnadの「コマンドの実行」画面で以下を検索し選択します。

AWS-ConfigureAWSPackage

スクリーンショット 2026-05-29 000329.png

コマンドのパラメーターで以下を選択または入力し「実行」をクリックします

・Action: Install
・Installation Type: Uninstall and reInstall
・Name: AwsVssComponents
・ターゲット→インスタンスを手動で選択する: 対象のインスタンスを選択
スクリーンショット 2026-05-29 000340.png
※なおバージョンを指定しない場合、最新のバージョンをインストールします。

コマンドの実行画面でステータスが「成功」となることを確認します。
実際にインスタンスにログインして「C:\Program Files\Amazon」に移動すると「AwsVssComponents」がインストールされていることが分かります。

公式の手順についてはこちらを参照ください。

設定後の動作確認

BackUpの定期実行後か、オンデマンドでバックアップを取得した後に、ステータスを確認し「成功」となっていれば設定は完了です。

バックアップ成功_スクリーンショット 2026-05-19 104051.png

まとめ

今回はAWS BackupのVSSエラーに関する原因と対策を自分の備忘録としてまとめました。

バックアップの設定自体は合っているはずなのに、なぜかエラーになると一瞬困りましたが、原因が分かってしまえばIAM権限とコンポーネントの追加だけであっさり解決できました。
同じエラーメッセージが出て頭を抱えているエンジニアの方の参考になれば幸いです。

参考サイト

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