1. はじめに
みなさん、こんにちは!
今回は、Microsoft Azure の DevOps エンジニア向け上位試験である Designing and Implementing Microsoft DevOps Solutions(AZ-400) に合格しましたので、そのエッセンスを共有します。
先日合格した AZ-104(Azure Administrator Associate) に続き、Azureスキルの専門性を高めるために挑戦しましたが、結果は 890点 という高得点で合格することができました。このAZ-400に合格したことで、AZ-104との組み合わせにより、「Microsoft Certified: DevOps Engineer Expert」 の認定を手にすることができました。
実務経験を活かしつつも、英語教材での学習や特殊な試験形式など、攻略のポイントがいくつかありましたので、これから「エキスパート」を目指して受験される方の参考になれば幸いです。
2. AZ-400とは
AZ-400は、プロセス、人員、およびテクノロジーを組み合わせて、顧客に価値を継続的に提供する「DevOpsエンジニア」としての能力を証明する資格です。
Azure DevOpsだけでなく、GitHub、コンテナ、CI/CD、セキュリティ、監視など、モダンな開発現場で求められる広範な知識が問われます。
また、本試験に合格し、前提条件となるアソシエイト資格を保持することで、上位認定である「マイクロソフト認定: DevOps エンジニア エキスパート」 に認定されます。
Expert 認定の組み合わせ
AZ-400(必須)
+ AZ-104(Azure 管理者) または AZ-204(Azure 開発者)のいずれか
3. 試験概要
試験の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 100分 |
| 問題数 | 40〜60問程度 |
| 合格点 | 700点以上 / 1000点 |
| 受験料 | 20,300 JPY |
| 言語 | 日本語、英語ほか |
※重要:
詳細は必ず公式サイトで最新情報を確認してください。試験内容や要件は随時更新される可能性があります。
- 試験 AZ-400: Microsoft DevOps ソリューションの設計と実装(公式)
4. 学習期間と使用教材
学習期間は約1ヶ月程度です。今回はアウトプットの質を重視し、Udemy で評価の高い以下の教材を利用しました。
主な教材
- Designing & Impl MS DevOps Solutions : AZ-400 Practice Tests
こちらの教材は内容が非常に充実していますが、全文英語である点に注意が必要です。
英語教材の注意点:
掲載されている画像もすべて英語のため、Google 翻訳を使用しても完全に理解するのが難しい場面があります。また、技術キーワードが不自然に翻訳されることで、解説が理解しづらく「学習コスト」がかかる側面もあります。しかし、本番試験のニュアンスに近い問題が多いため、取り組む価値は十分にあります。
5. 試験当日の体験
今回も自宅からのオンライン受験(OnVUE)を選択しました。試験内容は開始直後から高い集中力を求められる構成でした。
Microsoft Learnの参照:
試験中にドキュメントを参照可能ですが、DevOps の範囲は非常に広大です。検索に時間を取られすぎると完走が難しくなるため、あくまで最終確認用として、自分の知識を軸に解き進めるのがベストだと感じました。
6. 出題のバリエーションとリアルな感想
本試験では、合計51問が出題されました。AZ-400 特有の変則的な出題パターンがあり、事前のイメージトレーニングが重要です。
以下に、私が実際に遭遇した出題パターンと、その対策をまとめます。
ケーススタディ(5問):
試験開始直後に登場し、意表を突かれました。他試験では最後に出ることもあったため、出題順はランダムかもしれません。
要件を丁寧に読み解く必要がありますが、ここに多くの時間を割くわけにはいかないため、時間配分が重要です。開始早々、出題の要点を素早く見極める読解力が、試験全体の流れを左右すると感じました。
通常問題(40問):
単一/複数選択以外に、操作スキルの実効性が問われる形式が多用されます。
-
オペレーションの並び替え: デプロイの手順や CI/CD パイプラインの構成ステップを、正しい順序に並び替える
-
コードの穴埋め(ドラッグ&ドロップ): YAML パイプラインや CLI のコード断片に対し、適切な引数やメソッドを選択して完成させる
-
UI からの判断: Azure コンソールの設定画面から、現在の状態や最適解を回答する
Yes/No 問題(6問):
「特定の状況下において、どのように課題を解決できるか?」というシナリオが、2ケース×3問ほど出題されました。一度回答すると見直しのために戻ることができない不可逆なセクションのため、慎重かつ迅速な決断が求められます。
ラボ問題(実機操作)について
一部の教材で言及されている実機操作の「ラボ問題」ですが、今回私が受験した際には出題されませんでした。
試験の仕様は随時変更されるため断定はできませんが、現時点ではラボ特有の操作対策に時間を割くよりも、通常問題に含まれる「手順の並び替え」や「コード穴埋め」を通じて、各機能の実装イメージを固めておく方が得点効率が高いと感じました。
7. まとめ
今回の試験では、890点というスコアで合格できましたが、広範な DevOps の知識を英語でインプットし、日本語の試験でアウトプットするというプロセスは、自身のスキルを一段引き上げる良い経験となりました。
AZ-400 の学習は、単なる資格取得に留まらず、GitHub や Azure DevOps を用いた効率的なリリースフローの構築など、実務に直結する知見を深める絶好の機会です。
インフラから開発までをシームレスにつなぐ DevOps エンジニアを目指す方は、ぜひ挑戦してみてください。この記事が、皆様の合格の一助となれば幸いです。
