Cドライブが逼迫・・・！
これを恐れて、予め.vagrant.dをDドライブに設定しておいたんだけど、なんでかな？と調べたら、どうもVirtualBoxのvboxが容量を食っているようでした。
というわけで、Dドライブに場所を移行したのでそのまとめ。
既存Vagrantのboxファイル作成
ホスト（Windows、Mac等）のvagrant init済フォルダにて、既存のVagrantをbox化します。
時間がかかりますが、気長に待ちましょう。
$ vagrant halt #vagrant 実行中の場合
$ vagrant package
==> default: Exporting VM...
==> default: Compressing package to: D:/centos/package.box
VirtualBoxの仮想マシンフォルダ変更
任意の場所（Dドライブ等）にVirtualBox用のフォルダを作成しておきます。
VirtualBoxマネージャーを開き、ファイル -> 環境設定 -> 一般 -> デフォルトの仮想マシンフォルダーを、↑のパスに変更。
基本はこれだけで問題ないはずですが、vagrant up時に元のフォルダにvboxを作ろうとしてしまったので、コマンドでも設定をしました。
Windowsの場合
$ "%VBOX_MSI_INSTALL_PATH%\VBoxManage.exe" setproperty machinefolder "D:\VirtualBox VMs" # 作成したフォルダ
新Vagrant環境作成
念のため、既存環境はそのままに新しく作り直します。
Vagrant用のフォルダを作り、上記で作ったboxも同じ場所にコピーしてしまいましょう。
フォルダに移動し、boxをaddします。
$ vagrant box add centos centos.box
==> box: Box file was not detected as metadata. Adding it directly...
==> box: Adding box 'centos' (v0) for provider:
box: Unpacking necessary files from: file://D:/centos2/centos.box
box: Progress: 100% (Rate: 105M/s, Estimated time remaining: --:--:--)
==> box: Successfully added box 'centos' (v0) for 'virtualbox'!
さて、通常はここでvagrant initを実行しますが、色々設定済みのVagrantfileをもう一度書き直すのは面倒くさい。
ということで、既存環境からVagrantfileをコピーしてきます。
既存Vagrantとbox名が変わっている場合は、box設定の変更が必要です。
Vagrantfile
config.vm.box = "centos.box" # ↑で作成したbox名
vagrant up すると、新しく設定した仮想マシンフォルダにvboxが作成されます。
$ vagrant up
動作に問題がなければ、古いVirtualBox環境のファイルを削除してしまいましょう。