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NutanixのPower Systems版をさわってみた

Last updated at Posted at 2018-03-16

NutanixのPower Systems版とは?

2017年に、IBMとNutanixが提携し、サーバーを発表していました。

今回、そのサーバーの1つであるCS821を触れる機会があったので、簡単にPrismの管理画面を紹介していきます。

実機の前に

NutanixのPower Systems版について調べてみます。

各会社での製品紹介ページ
Nutanix
- https://www.nutanix.jp/ibm/
IBM
- https://www.ibm.com/jp-ja/marketplace/hyperconverged-systems

IBMのデータシート
- IBM Hyperconverged Systems powered by Nutanix データシート

Nutanix、IBM共にビッグデータや機械学習のためのインフラストラクチャーと記述があります。
Power Systems版では、全てSSDでの構成のようでハイパーバイザーとしてAHVのみ使えるようです。
仮想マシンのOSには、UbuntuとCentOSが使えます。

Prism管理画面

x86版のNutanixと同様に、CS812でもPrismの画面からネットワークの設定やVMの作成といった各種操作ができます。

ホーム画面をみると、ハードウェア情報のモデルのところにCS821と表示されています。
ホスト4、ブロック4となっているので、CS821が4台で1クラスターが構成されていることがわかります。

ハードウェア管理画面のダイアグラムを確認してみると、CS821が4台あるのがわかります。
スクリーンショット 2018-03-15 10.52.20.png

ホーム画面では、その他にもIOPSのグラフや健全性の表示がされています。
VMのCPU使用率が高くなった場合であったり、クラスターに障害が発生したときなどに表示が変わります。

Nutanix CE(Community Edition)をさわったこともありますが、Power Systemsでもほとんど同じ画面で操作ができます。

今回は試せていませんが、Prism Centalを利用すればx86で構成したクラスターと同じ操作画面で管理できるようです。

VMの管理画面

VMの管理画面の下のような形で表示されています。

作成したVMが並んで表示されています。
ここの画面から、VMの作成やマイグレーション、スナップショットの作成などが出来ます。
今後、Prismを使ったVMの作成も記事にしようと思います。

ネットワークの管理画面

他にも、ネットワークの管理画面は下のように表示されます。
どのVMが、どのホストに接続されているか確認することができます。
ネットワークの経路を確認する時に見やすくて良いと思います。

今後

  • VMの作成方法や各種設定にふれていく予定

参考

Nutanix CEって?という方向けの参考
- 【2016年版】Nutanix CE再入門+最新情報(その1:ハイパーコンバージドインフラとNutanix CEの概要)

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