Rails初学者の方はプログラミングスクールやRailチュートリアルを終え、ポートフォリオを作成しようと思っている方も多いと思います。
そこでポートフォリオの開発を始める前に是非おすすめしたいのが今回紹介するe-Navigatorです。
e-Navigatorとは
株式会社フィードフォースが行っている就職支援プログラムです。
面談日程調整アプリを開発する中で、コードレビューを受けることができます。このプログラムは採用活動も兼ねているのでなんと無料です。また完走するとある技術書がもらえます。
プログラミングスクールやチュートリアルを進めていると動くアプリは作れるものの、「この書き方はあっているんだろうか」と不安になることがあると思います。実際、実務経験なしでは変数の命名などのコードの作法を学ぶことは難しいと思います。e-Navigatorでは実務レベルのコードレビューを受けることができ、最後までやり抜けば確実にRailsエンジニアとして成長していると思います。
プログラム内容
大きく分けると以下の4つの機能を実装します。
1.ユーザーに関する機能
- ユーザー登録、ログイン
- 登録したユーザーのプロフィール編集機能
2.面接日程をCRUD機能
3.面接官が面談日程を承認or拒否するための機能
4.面談日程を知らせるためのメール送信機能
サンプルアプリも用意されているので細かい挙動は確認できます。
まず1のユーザーに関する機能を実装した状態でプルリクエストを作成します。
私の場合はgitの使い方に関するご指摘等をいただきました。
一つのプルリクエストがLGTMとなれば、マージして次の機能追加に移行します。
良い部分もコメントしてくれるので嬉しいですね。
コードの内容だけでなく、理解を深めるためのコメントをしてもらえることもありました。
最後のプルリクエストにLGTMをもらうとそのアプリを実際に使って、フィードバック面談の日程を調整します。
フィードバック面談ではコードレビューを元にさらに詳しいアドバイスをしてもらえます。
今後の学習についても相談しました。
感想
個人の開発では行うことのできないプルリクエスト~コードレビュー~マージの流れを体験することができるのは中々体験することのできない貴重な体験だと思います。
Deviseやenum,メイラーなどの実装を学ぶことができました。自分で調べて実装できる能力はエンジニアとしては必須だと思うので、それに慣れるという意味でもよかったです。
人に見てもらうということを意識してコードを書いたので、今の自分ではこれ以上のものは書けないという状態でプルリクエストを作成することを心がけていました。アプリの見た目や挙動もサンプルアプリと全く同じになるように実装すると妥協ができなくなるのでおすすめです笑見た目を全く同じになるようにCSSを調整するのに意外に苦労しました。
最後に
自分の場合はプログラミングスクールのあと、現場Railsを1周後に取り組んでちょうど良いレベル感でした。
e-Navigatorはポートフォリオとして面接で使うこともでき、コードレビューの体験ができる上に技術書までもらえてしまう、という一石三鳥なプログラムだと思います。
また、自走力の証明、という意味でも面接でも良いアピールの材料になるのではないかと思っています。
一次レビューは一旦終わってしまうとのことですが、再開した際にはぜひエントリーをおすすめします。