myThings
GoogleHome
GHKit

GHKitとmyThingsの連携手順

GHKit」は、Google Home などのスマートスピーカーや、Amazon Echo など Bluetooth で接続できるスピーカーに、プッシュ通知機能を追加することを目的に開発されたキットです。

ここでは、「GHKit」と、Yahoo!Japanが運営するサービス連携プラットフォーム「myThings」との連携手順を説明します。

具体的には、myThings のスマホアプリから、仮想的な「ボタン」を押すことで、Google Home に特定のメッセージ(例:今から帰るよ)を送信(再生)する手順について記載します。
101.png
本手順において考慮すべき点として、myThings には、IFTTT のWebhooksサービスのような、任意の外部サービスに直接アクセスできる機能がありません。そのため、あらかじめ用意されている Gmail サービスを用い、IFTTT を経由することで本連携を実現します。

この手順をマスターすれば、「ボタン」を押す以外にも、「雨が降りそうなとき」や「(条件に合う)ツイートがあった時」など、myThings で利用できる全てのイベントをトリガーにして、Google Home にメッセージを送信(再生)することが可能になります。

また、接続するスピーカーを変更することで、Amazon Echo など Google Home 以外のスマートスピーカーや、様々な Bluetooth スピーカーで、同様のプッシュ通知を実現できます。

設定前の準備

連携を設定する前に、以下の項目を確認してください。

1. 「スピーカー」と「GHKit」のセットアップ

最初に、Google Home など使用したいスピーカをセットアップし、利用できる状態にしておいてください。

次に、HP上の手順を参考に「GHKit」のセットアップと、使用したいスピーカーとの接続を確認してください。

2. myThings のスマホアプリをインストール( Yahoo ID が必要)

Google Play または AppStore で「myThings」と検索し、myThings アプリをインストールしてください。

アプリの利用には Yahoo ID が必要になりますので事前に準備しておいてください。

3. 連携情報の用意

GHKit」購入時に送付される下記の情報を用意してください。

  • GHKit ID:ここでは例として「abcde12345」を用います。

4. GHKitとIFTTTの連携( Googleアカウント が必要)

本手順では、まず最初に GHKitIFTTT の連携を設定します。

その後、myThings から IFTTT にメール(Gmail)を送信することで、あらかじめ設定した連携を呼び出します。

そのため、事前に「GHKitとIFTTTの連携手順」を参考に、GHKitIFTTT の連携を設定できるようにしてください。

またその際、IFTTT には Gmail でのメール送受信が行える Google アカウントでログインしてください。

この Google アカウントと Gmail サービスを通じてメール送信を行います。

連携の設定(1):GHKitとIFTTTの連携

連携の設定(1)は、全て IFTTT の WEBサイトで行います。

あらかじめGoogleアカウントを用いて IFTTT にログイン(Sign in)しておいてください。

ここではまず最初に、下記のような連携を作成します。

Gmail から IFTTT 宛て( trigger@applet.ifttt.com )のメール送信をトリガーとして、GHKitで音声再生を実行します。
102.png
IFTTTのアプレットの作成では、トリガーとして「Email」サービス、アクションとして「Webhooks」サービスを利用します。

「Email」サービス

検索ボックスに「Email」と入力し、Serviceタブを選択すると、Emailに関連するいくつかのサービスが表示されるので、そこから「Email」サービスを選択します。(Gmailサービスを選択しないよう注意してください)
103.png
選択すると下記の画面が表示されます。
104.png
デフォルトで利用できる状態になっていますが、「Connect」ボタンが表示された際には接続してください。

右上「Settings」より、本サービスで利用するメールアドレス(Googleアカウント)を確認したり、変更することが可能です。

アプレット(Applet)の作成

上部メニューの「My Applets」を選択し「New Applet」ボタンをクリックします。

4.png

「This」をクリックしトリガーを設定します。先ほど確認した「Email」サービスを選択します。
105.png
いくつかあるメニュー(トリガー)のうち「Send IFTTT any email」を選択します。

これは当該メールアドレス(Googleアカウント)から「trigger@applet.ifttt.com」宛てにメールが送信された際に実行されるトリガーです。

次に「That」をクリックし、トリガーに対するアクションを設定します。

ここでは GHKit へメッセージを送信するアクション(Webhooks)を設定します。

「Webhooks」ならびに「Make a web request」を選択し、下記のように GHKit への接続情報を記載します。( GHKit ID は事前に準備した内容に置き換えてください)

  • URL:https://ifttt.ghkit.jp/
  • Method:POST
  • Content Type:application/json
  • Body:{ "message" : "12345abcde {{Subject}}" }

スクリーンショット 2018-10-01 16.49.34.png
「{{Subject}}」は ingredient と呼ばれるもので、メールのタイトルを表しています。

「Add ingredient」より、他の ingredient を設定することも可能です。

「Create action」ボタンを押し、次に「Finish」ボタンを押して作成を完了します。

ここまでの設定で、Gmailを用いて当該メールアドレス(Googleアカウント)より「trigger@applet.ifttt.com」宛てにメール送信すると、そのメールのタイトルをGHKitで再生することが可能になります。

実際に試して、メールのタイトルが再生されれば成功です。

再生されない場合は、設定を見直したり、「Activity」を確認してみてください。

連携の設定(2):myThingsの設定

連携の設定(2)は、全て myThings アプリで行います。

ここでは、下記のような連携を作成します。
106.png
myThings のスマホアプリから、仮想的な「ボタン」を押すことトリガーとし、Gmailサービスを通じて「trigger@applet.ifttt.com」宛てにメールを送信します。

先ほど作成した IFTTT のアプレットと連携し、最終的にGHKitで音声再生が行われれば成功です。

チャンネル認証

まず最初に、Gmailサービスのチャンネル認証を行います。

この手順は、最初に1回のみ行います。

myThings アプリを立ち上げ、メニューより「チャンネル一覧」を選択します。

1.png

中ほどの「Webサービス」にある「Gmail」を選択します。(「メール」を選択しないよう注意してください)

認証画面が表示されるので「認証する」を押します。

107.png

チャンネル認証が初めての場合、最初に Yahoo ID の入力が求められます。

入力後、認証するGoogleアカウントの選択画面が表示されるので、上述の IFTTT 等で利用したGoogleアカウント(メールアドレス)を選択します。

その後、下記の認証画面が表示されますので、「許可」を選択します。
108.png

「チャンネルを認証しました」とポップアップ表示されると成功です。

組み合わせ(連携)の作成

次に、組み合わせ(連携)を作成します。

今回は、myThings アプリが用意する仮想的な「ボタン」を押すと、Google Home(スピーカー)に「今から帰るよ」というメッセージを送信(再生)する手順を記載します。

具体的には、仮想的な「ボタン」を押した際に、Gmailサービスを通じて「trigger@applet.ifttt.com」宛てに、タイトルが「今から帰るよ」というメールを送信することで実現します。

まず最初に、アプリの上部にある組み合わせ作成用のアイコン(「+」で表示)を押します。

5.png

組み合わせは「〇〇したら」「〇〇する」という形で作成します。

ここでは「〇〇したら」を選択します。

6.png

チャンネルの選択画面が表示されるので「ボタン」を選択します。

7.png

「詳細設定」を押し、続いて「ボタンを押したら」を選択します。

ボタンによるトリガーでは追加の設定は不要なのでそのまま「OK」します。

8.png

次に「〇〇する」を設定します。

9.png

チャンネル選択で、今度は先ほど認証した「Gmail」を選択します。

109.png

「詳細設定」より「メールを送信する」を選択します。

アクションの詳細設定画面では、下記のように情報を入力します。

  • 送信先メールアドレス:trigger@applet.ifttt.com
  • 件名:今から帰るよ
  • 本文:任意の内容(利用されません)

110.png

「OK」を押します。

111.png

組み合わせが作成できたら「作成」を押すと、「作成組み合わせ一覧」が表示されます。

112.png

作成した組み合わせを選択し「手動実行」を選択すると、実際に組み合わせを実行できます。

Google Home(スピーカー)から「今から帰ります」と音声が流れると成功です。

音声が再生されない場合は、IFTTT の Activity を確認し、アプレットが実行されているかを確認してみてください。

実行されていない場合、メール送信までにエラーがある可能性があります。

反対に、アプレットが実行されエラーが発送している場合は、IFTTT 以降にエラーがある可能性があります。

113.png

また、今回作成する「ボタン」は、メニューボタンより「ボタン一覧」でも確認できます。

ボタンを長押しすることで簡単に実行できます。

114.png

最後に

今回は、myThings アプリの「ボタン」を押すことで、Google Home に特定のメッセージ(例:今から帰るよ)を送信(再生)する手順について説明しました。

この中で「〇〇したとき」を変更すれば、様々なイベントをトリガーにして、Google Home にメッセージを送信(再生)することが可能になります。

また、GHKit と接続するスピーカーを変更することで、Amazon Echo などの他のスマートスピーカーや、Bluetooth スピーカーで、同様のプッシュ通知を実現することができます。

どのように利用するはかアイデア次第です。面白い使い方を是非発見してください。