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ShinobiLayer: SoftLayerで利用できるVyOSイメージを公開をしました

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2018/1/10更新

VyOS1.1.8を公開しました。


1. はじめに

SoftLayerでは、以前Vyatta 6.6 Community Edition(Vyatta Core?)を提供していました。Vyatta Gateway Applianceは非常に高価であるため、Vyatta 6.6 Community Editionは重宝されていましたが、Brocade社の買収により開発は停止し、その後次々と見つかるセキュリティパッチにも対応していない等、推奨されないイメージであったため、ついにSoftLayerとしても提供を止めてしまいました。

VyOSは、Vyattaから派生して作られた新たな仮想ルーターディストリビューションです。ただし、SoftLayerは本執筆時点でVyOSを正式提供していません。いずれかのOSをインストールした後に、KVMコンソールを使ってVyOSをisoイメージから導入することも可能ですが、毎回この作業をするのは面倒です・・・。そこでVyOSイメージを作って公開することにしました。


2. 現在公開中の最新VyOSはどれ?

Public Imageとして公開しています。Imageの種類として"Public Image"を選択した後、Template Nameにて"shinobilayer"でフィルターすると見つけやすいと思います。

vyos_image01.jpg

Descriptionのところには、この記事のリンクを貼っています。

vyos_image02.jpg


VyOSバージョン

vyos@vyos117:~$ show version

Version: VyOS 1.1.7
Description: VyOS 1.1.7 (helium)
Copyright: 2016 VyOS maintainers and contributors
Built by: maintainers@vyos.net
Built on: Wed Feb 17 09:57:31 UTC 2016
Build ID: 1602170957-4459750
System type: x86 64-bit
Boot via: disk
Hypervisor: Xen hvm
HW model: HVM domU
HW S/N: 3fea0c51-9a92-6dc2-8b45-8b639e960b80
HW UUID: 3FEA0C51-9A92-6DC2-8B45-8B639E960B80
Uptime: 01:22:56 up 6 min, 1 user, load average: 0.00, 0.01, 0.01

vyos@vyos118:~$ show version
Version: VyOS 1.1.8
Description: VyOS 1.1.8 (helium)
Copyright: 2017 VyOS maintainers and contributors
Built by: maintainers@vyos.net
Built on: Sat Nov 11 13:44:36 UTC 2017
Build ID: 1711111344-b483efc
System type: x86 64-bit
Boot via: disk
Hypervisor: Xen hvm
HW model: HVM domU
HW S/N: 61920cad-9b7d-f7a1-c728-d2f5614506ed
HW UUID: 61920CAD-9B7D-F7A1-C728-D2F5614506ED
Uptime: 01:25:47 up 15 min, 1 user, load average: 0.00, 0.01, 0.02



3. 利用に当たっての注意点

このOSイメージはCentOS7を上書きして作っています。SoftLayer内での管理上はあたかもCentOS7かのように扱うために、幾つかの機能は動きませんが、不足分は十分運用で回避できると思います(Debianベースで作ればいいじゃない!?って思われるかもしれませんが、そっちの方が実は面倒だということが分かったので、こういう仕組みにしています。)


  • 本イメージは、あくまで自己責任でご利用ください。このイメージ提供の目的は、あくまでVyOSをテスト目的等でお手軽に利用するための敷居を下げることです。このイメージを利用して如何なる問題が発生しても、責任を持つことができませんので予めご了承下さい。(急いでxxxして欲しいというリクエストにも対応できませんのでご了承下さい)。

  • SoftLayerはVyOSを正式にサポートしていません(というか、もともと個人で作成したイメージをサポートしていません)。よってこのイメージを利用して問題が発生しても、SoftLayerは問題解決を支援してくれません。

  • 本番利用には、Vyatta Gateway Applianceをご利用いただくことを強くお勧めします。

  • このイメージからプロビジョニング後に、自分でイメージを再取得しても、そのイメージが展開できる保障はありません(大体は動くと思いますが)。VyOSは簡単に設定を反映できるので、毎回新規にイメージ展開を実施し、都度設定を反映させるのが最も望ましい運用方法だと思われます。

  • イメージはCentOS7ベースの環境で作っているため、プロビジョニング時にOS名としてCentOS7と表示されます(イメージ作成上の仕様です)。

  • EvaultはVyOSとしてサポートしていないので、注文時に選択しないで下さい。

  • Provisioning Scriptはサポートしていないので、注文時に選択しないで下さい。

  • 公開鍵を選択しても正しく登録されないため、注文時に選択しないで下さい。

  • Customer Portalではユーザー名としてrootが表示されますが、代わりにvyosというユーザー名を使ってSSHログインして下さい。このvyosユーザーのパスワードは、このrootパスワードタブ中のものを使ってください。
    vyos_image03.jpg

  • Customer Portalからport speed(10Mbps, 100Mbps, 1Gbps,Disconnected)を変更すると、ネットワークアダプターが無効になってしまう可能性があるため、変更はしないで下さい。


4. 最後に

ぜひ楽しいVyOSライフをお楽しみ下さい!もし最新バージョンのVyOSがリリースされた場合は、(私の余裕がある範囲内で)新バージョンのイメージを作りたいと思います。