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LANの制御方式

Last updated at Posted at 2025-12-04

LANの制御方式

はじめに

2025年10月のプロジェクトマネージャ試験受験を終え、2026年春の情報処理安全確保支援士に向けて勉強中です。
本記事を含めた各知識のインデックスや学習の道のりについては、「情報処理安全確保支援士への道のり(随時更新中)」をご参照ください。
本記事は学習した内容を記載しています。

該当問題

情報セキュリティスペシャリスト平成25年秋期 午前Ⅱ 問17
情報処理安全確保支援士平成31年春期 午前Ⅱ 問18

LANの制御方式

複数端末が同じネットワーク媒体を共有するLAN上では、複数端末が同時に送信することで衝突(コリジョン)が発生してしまいます。
そのため、「誰が、いつ、どのように送信するのか」を決める仕組みが必要であり、この仕組みがLANの制御方式(MAC方式(Media Access Control))です。

主要なMAV制御方式

  • CSMA/CD
  • トークンパッシング
  • CSMA/CA

CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)

送信前に回線が空いているか(キャリアセンス)を確認し、データを送信します。
もし仮に、コリジョンが発生した場合は、再送する方式です。

コリジョンの検出

送信中の端末は、自身の送信信号と回線上に流れている信号を比較し、他端末との信号が混じって波形が崩れた場合、衝突の発生と判断します。
上記検出方法は有線(Ethernet)だからこそ可能ですが、無線LANの場合は不可能なので、CSMA/CAが存在します。

トークンパッシング(Token Bus/Token Ring)

「トークン」と呼ばれるネットワーク上の特殊フレームが順番にノードを巡回し、トークンを持ったノードだけが送信できる方式です。
トークンを保持しているノードはその瞬間は世界に一つだけなので、同時送信が起こらず衝突が発生しません。

メリット
  • 衝突ゼロ
  • 優先度制御が可能(トークンの回り方を制御)
  • リアルタイム性が要求される産業ネットワークに適する
デメリット
  • トークンが失われると送信不能
  • 物理構成・復旧が複雑
  • スイッチEther 化で事実上廃れた

CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)

有線LANのように衝突を検出できない無線環境で、事前に衝突を避ける(Avoidance)方式が必要です。

衝突を避ける仕組み

無線上で送受信間による送信可否応答を行っています。

  1. RTS/CTS(送信要求/クリア通知)
  2. 送信前にランダム待機(バックオフ)
  3. ACK を受け取るまで次を送らない

隠れ端末問題

CSMA/CAでは、各端末が互いに送信フレームを受信できることが前提になっています。
しかし、2つの端末間の遮蔽物や位置関係によっては送信フレームを受信できないことがあります。
この時、互いに他方の端末の送信を検知できないことになるため、同時送信による衝突が起こりやすくなります。
これを各連松問題と呼びます。

周辺知識

スイッチングハブ(Layer2 Switch)

これによって、CSMA/CDの役割を終えました。

  • MACアドレス学習
  • 衝突ドメインの分離
  • 全二重通信(コリジョンなし)

VLAN(Virtual LAN)

  • 仮想LAN
  • ブロードキャストドメインを分割
  • セキュリティ向上に必須

Spanning Tree Protocol(STP)

  • ループ防止
  • BPDUによるルートブリッジ選定

無線LANの周辺知識

  • WPA2/WPA3
  • AES-CCMP
  • マネージャフレーム保護(802.11w)
  • DFS(レーダー干渉回避)

QoS(Quality of Service)

  • 優先度制御(Voice/Video)
  • Token Passing時代の優位性をEthernetが取り込んだもの
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