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オンプレのESXi6.0でAWS StorageGatewayを作成2 ~ボリュームゲートウェイ:保管型ボリューム編~

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オンプレのESXi6.0でAWS StorageGatewayファイルゲートウェイを作成 ~ボリュームゲートウェイ:保管型ボリューム編~
+ 2017.08.4 create

前回の記事 (オンプレのESXi6.0でAWS StorageGatewayファイルゲートウェイを作成)に続いて保管型ボリューム編です。
保管型ボリュームは対象ボリュームごとスナップショットとしてS3へ保存されます。
データの自動バックアップ等に使えそうです。

ゲートウェイの種類
ファイルゲートウェイ
 ファイルゲートウェイをNFSのマウントポイントとしてS3へデータを保存できます。

ボリュームゲートウェイ
 オンプレミスのアプリケーションサーバーから iSCSI デバイスとしてマウントできます。
 「キャッシュ型ボリューム」と「保管型ボリューム」の2パターンあり
  - キャッシュ型ボリューム
   データをS3に保存し、頻繁にアクセスするデータサブセットのコピーをローカルに保持します。
  - 保管型ボリューム
   データをローカルに保存し、そのデータのポイントインタイムスナップショットをS3に非同期バックアップします。今回はこちらを作成します。

 
仮想テープライブラリ
 Amazon S3 にデータをバックアップして、既存のテープベースのプロセスを使用しながら、Amazon Glacier に保存します。


環境

Hypervisor:ESXi6.0 (サポートされているハイパーバイザーとホストの要件 )
クライアント:CentOS Linux release 7.3.1611 (Core)

ゲートウェイの作成

1. awsコンソール からStorageGatewayを作成

  ボリュームウェイ-保管型ボリュームを選択します。
image.png

2. ESXiのOVAイメージダウンロード

  イメージのダウンロードをポチします。
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ダウンロードできたら一旦awsコンソールからは離れてESXi側で仮想マシンを作成します。

3. ESXiの仮想マシンへデプロイ

  3.1新規仮想マシン作成
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  OVFファイルまたはOVAファイルから仮想マシンをデプロイを選択
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  仮想マシン名を入力し、先ほどダウンロードしたOVAファイルを指定
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  データストアの選択
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  デプロイオプション ディスクのプロビジョニングはシックを選択
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  完了ポチして作成
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  • ハードディスク2にアップロードバッファ用とアプリケーションデータ用のディスクを追加します。(最低2つ以上のディスクが必要です。)
    ディスク1と同様にシックプロビジョニングで作成します。

image.png

  • 時刻の同期 仮想マシンオプションの時刻設定
    • ホストとゲスト時間を同期 にチェックを入れます image.png

ゲートウェイを起動します。
固定IP等設定する場合はコンソールメニューから設定します。
初めてローカルコンソールにログインする場合は、sguser というユーザー名と sgpasswordを使用して VM にログインします。
alt

  
ここでawsコンソールに戻ります。

4. ゲートウェイに接続

  作成したゲートウェイのIPを入力します。
  IPはオンプレ環境のローカルIPで大丈夫です。
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5. ゲートウェイのアクティブ化

  タイムゾーン、ゲートウェイ名を入力してアクティブ化します。
image.png

6. ボリュームの作成

  アプリケーションがデータを読み書きするストレージボリュームを作成します。
  ・ゲートウェイ名を選択します。
  ・ディスクIDを選択します。
  ・ボリュームの内容は新規なので「新しい空のボリューム」を選択します。
  ・iSCSIターゲット名を入力します。

image.png

7. CHAP認証の設定

  ボリュームのチャレンジハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) の設定は今度にしてここではスキップします。

image.png

8. クライアントOS側の設定

  クライアントのCentosでiSCSIイニシエータパッケージをインストールして設定します。

iscsi-initiator-utils
インストール
# yum install iscsi-initiator-utils
サービス起動
# systemctl enable iscsid.service
# systemctl start iscsid
# service iscsid status
ターゲット検出
/sbin/iscsiadm --mode discovery --type sendtargets --portal 192.168.1.1:3260
192.168.1.1:3260,1 iqn.1997-05.com.amazon:vgw-target1
ターゲットに接続
# /sbin/iscsiadm --mode node --targetname iqn.1997-05.com.amazon:vgw-target1 --portal 192.168.1.1:3260,1 --login
Logging in to [iface: default, target: iqn.1997-05.com.amazon:vgw-target1, portal: 192.168.1.1,3260] (multiple)
Login to [iface: default, target: iqn.1997-05.com.amazon:vgw-target1, portal: 192.168.1.1,3260] successful.
ボリュームのアタッチ確認
# ls -l /dev/disk/by-path
合計 0
lrwxrwxrwx. 1 root root  9  8月  4 16:26 ip-192.168.1.1:3260-iscsi-iqn.1997-05.com.amazon:vgw-target1-lun-0 -> ../../sdb
iscsi設定カスタマイズ
設定編集:タイムアウトを長く取ります。
# vi /etc/iscsi/iscsid.conf
98c98
< node.session.timeo.replacement_timeout = 600
---
> node.session.timeo.replacement_timeout = 120
109c109
< node.conn[0].timeo.noop_out_interval = 60
---
> node.conn[0].timeo.noop_out_interval = 5
115c115
< node.conn[0].timeo.noop_out_timeout = 600
---
> node.conn[0].timeo.noop_out_timeout = 5

再接続
# iscsiadm -m discoverydb -t sendtargets -p 192.168.1.1:3260 -o delete
# iscsiadm --mode node --targetname iqn.1997-05.com.amazon:vgw-target1 --portal 192.168.1.1:3260,1 --login

# echo 600 > /sys/block/sdb/device/timeout
システム再起動(いならいかも・・)
# shutdown -r now
ディスクマウント
ファイルシステム作成
# fdisk /dev/sdb
オプション指定は特になくnコマンドデフォルトで作成
デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sdb1            2048   104857599    52427776   83  Linux
# mkfs.xfs /dev/sdb1
UUID確認
# blkid
/dev/sdb1: UUID="3679ed59-a4e3-4f4a-9c70-ae231ea2bc28" TYPE="xfs"
fstabに書き込み
# vi /etc/fstab
UUID=3679ed59-a4e3-4f4a-9c70-ae231ea2bc28 /volumegw               xfs     defaults        0 0

ディレクトリ作成
# mkdir /volumegw

マウント
# mount /volumegw

マウント確認
# df -h
ファイルシス        サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/mapper/cl-root    14G  2.4G   12G   18% /
devtmpfs              487M     0  487M    0% /dev
tmpfs                 497M     0  497M    0% /dev/shm
tmpfs                 497M  6.7M  490M    2% /run
tmpfs                 497M     0  497M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1            1014M  229M  786M   23% /boot
tmpfs                 100M     0  100M    0% /run/user/0
/dev/sdb1              50G   33M   50G    1% /volumegw

これでボリュームゲートウェイの作成完了。うぇい
後はファイル作ってテストするなりなんなりと

AWSコンソールからボリュームのスナップショットスケジュールを設定しておけば
/volumegwの自動バックアップがとれますねー