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【読書感想文】長谷川康一 現場が主役の日本型DXを読んで

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はじめに

UiFesに参加した際にこの本の紹介があったので、
気になって読んでみました。
読んだ中で感じたことをメモとして残します。

読書感想文として記録を残すときはスルメ本に限って残していますので、
今後も定期的に読み直してこの本に対する理解を深めていきたいです。

今回読んだ本

UiPathの公式サイトで無料試し読みもできるみたいです。

どんな本なの?

UiPathの日本法人CEOである長谷川さんと、AIや自動化についての対談に始まり、
日本独自であろう「現場が主役のDX」について、実際にDXが成功した事例を取り扱いながら「自動化・そしてDXはどのように推進していくか」についての本です。
また、ユーザーコミュニティである「UiPath Friends」についてもかなり多くの記載がされていました。

どう活かせそうなの?

「自動化」を考えるうえでのゴールを思い出すきっかけになる

日々の業務をこなしていると、どうしても目先の進捗ばかりに気を取られて、
本来の目的(RPAの内製化であったり、業務の自動化であったり…)が薄れてしまいがちです。
この本を読むことで、内製化や自動化本来の目的を思い出すための「高い視座」を
再認識させてくれる本であると感じました。

成功事例を実際に学ぶことで、今の課題について考えることができる

この本には、DXに成功した企業のプロセスが記載されていたりします。
しかし、それを鵜吞みにしてそのまま真似するだけでは、DXはおそらく成功しないでしょう。

成功事例を学ぶことによって

  • 成功事例と比べて現在自分たちにはどのような課題があるのか
  • 既存のITツールなどの技術とどのように折り合いをつけていくのか
  • 自動化を求めるあまり、本来自動化に不向きである業務を自動化するのに必要以上の工数を割いていないか
    を今一度考えるきっかけとなる本だなと感じました。

おわりに

長谷川さんの本がもう一冊あるみたいなので、
そっちも読んでみたいなと思いました。

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