はじめに
- iosで開発の効率を上げるためにデバッグ機能やダミーのデータを使うことがあると思います。 そのようなコードは本番環境では必要なく、無駄なリソースとなってしまいます。 今回は本番環境に含めないための方法についてまとめます。
環境
Xcode 10.1
Build version 10B61
Apple Swift version 4.2.1 (swiftlang-1000.11.42 clang-1000.11.45.1)
Target: x86_64-apple-darwin18.2.0
本番と開発で実行されるコードを分けるとき
- xcodeの
build settings
→Swift Compiler – Custom Flags
→Active Compilation Conditions
でビルドコンフィギュレーション毎にフラグを設定できる
- 本番と開発環境で分岐を作ることができる
#if DEBUG
print("開発")
#else
print("その他")
#endif
本番で開発のファイルを含めたくないとき
- xcodeの
build settings
→Excluded Source File Names
で除外したいファイルをビルドコンフィギュレーション毎に指定できる - 上記では
Debug+
のついたファイルを除外する設定にしている。 - swiftのファイルはもちろんのこと、
asset catalog
やplist
の除外も可能なので余分なリソースを本番環境から除外できる