環境
Python 3.6.4
Raspberry Pi3 ModelB
Raspbian Stretch (2017-11-29)
ラズパイのセットアップ
1, microSDの初期化
2, Raspbianイメージのダウンロード
3, MicroSDにRaspbianのイメージを書き込む
4, OSの立ち上げ
5, 設定
6, SSH接続
セットアップに関しては、こちらのRaspberry Pi3 ModelB初期セットアップSSHまで(Mac)にまとめておいたので、ご覧になってください。
Python3のインストール
Raspbianにデフォルトで入っているPythonは2系であるため、pyenvを用いてPythonの3系をインストールし直します。以下は、ラズパイ上もしくはSSH接続しているPC上から行います。
・ pyenvのインストール
pythonのパッケージ管理をするためにpyenvをインストールします。
$ git clone git://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
起動した時に読み込むようにpathを通します。
以下を.bash_profileに追記します。
export PYENV_ROOT=$HOME/.pyenv
export PATH=$PYENV_ROOT/bin:$PATH
eval "$(pyenv init -)"
追記したら.bash_profileを再度読み込み直しておいてください。
・ python3のインストール
インストールしたpyenvを用いてpython3をインストールします。
しばらく時間がかかります。
インストールが完了したら、systemからインストールした3.6.4に切り替えます。
$ pyenv install 3.6.4
...
...
$ pyenv global 3.6.4 #切り替え
$ pyenv rehash #更新
$ pyenv versions #確認
system
* 3.6.4 (set by /home/pi/.pyenv/version)
[補足]
次のような警告が出ることがあるので、
WARNING: The Python bz2 extension was not compiled. Missing the bzip2 lib?
その時は、以下のコマンドを打ち込んでみてください。
$ apt-get install -y libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev
bottoleのインストール
・インストール
$ pip install bottle
ファイルの作成
任意のディレクトリで、次のようなファイルを作成します。
# -*- coding:utf-8 -*-
from bottle import route, run
@route('/')
def hello():
return "Hello World!"
run(host='ラズパイのIPアドレス', port=8080, debug=True)
ラズパイのIPアドレスがわからない場合は、こちらの記事に記述しておいたので、こちらを確認しておいてください。
・ 起動
ラズパイ上で、サーバーを起動します。
$ python hello.py
アクセス
ラズパイ上で動いているサーバーに、PCからアクセスしてみます。
ブラウザのURLに、http://ラズパイのIPアドレス:8080を入力すると、hello worldが返ってくるはずです。