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Haskell GHCのソースコードレビューを見ることができます

Last updated at Posted at 2017-02-23

【追記】(2019/1/20)

2019/1/20時点で、この記事の内容は古くなっています。
2018年末に、GHC開発におけるソースコードレビューの手続きは、PhabricatorではなくGitLabを用いて行うように変更されました。

新しいソースコードレビューの手順などについては、こちらを参照してください。
GHC(Haskell)の上流リポジトリ等がGitLabに移行しました

以下は、追記前のオリジナルの記事です。
(過去の情報として、この記事も削除しないで残しておきます。)

はじめに

HaskellのコンパイラであるGHCについて、開発で使用されているコードレビューの環境について簡単に記載します。

Phabricator

Phabricatorは、コードレビューや継続的インテグレーションなどを行うための、Web強調型のソフト開発ツールです。
現在は、phacilityが主体となってメンテナンスされています。

GHCのコードレビュー環境

現在、GHCの開発では、Phabricatorのdifferential機能を使用して、コードレビューが行なわれています。
コードレビューの状況は、Phabricatorのアカウントを持っていないユーザーでも参照することができます。

以下のURLによって、Phabricatorのdifferentialのページへアクセスできます。

各々のDxxxxごとのリンクから、それぞれのコードレビューの内容を参照することが出来ます。
各ファイルについて変更前後の箇所や、議論の状況を参照できます。
これによって、それぞれのバグ修正や、機能の追加をどのように行ったかを知ることができます。

補足

Phabricatorでのコードレビュー依頼

Phabricatorのdifferentialでは、参照だけではなくコードレビューを依頼することが出来ます。
コードレビューを依頼する手順は、以下の公式情報が参考になります。

Phabricatorでのパッチの送信例が、以下で詳しく解説されています。(追記)

GHC開発の中でのPhabricatorの位置づけ

GHC開発の中でのPhabricatorの位置づけについては、以下の資料もどうぞ。

追記:

GHCへのパッチ送付とソースコードレビューの手順については、以下の記事もどうぞ。

以上です。

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