アジャイル開発とは
システムを機能ごとに分けて、
1.要件定義
2.基本設計
3.開発
4.結合テスト
5.システムテスト
を各機能ごとに進めていく。
各工程は短期間で早いサイクルで進められていくため、途中で発生した手戻りや、技術的な変更点に対応できる。
最初の段階で計画された全ての機能を完璧に製作することよりも、何度も開発のサイクルをまわすことによって、製品がリリースされる直前まで修正・改善が可能であり、製品リリースと同時に最高の物ができれば良い。
メリット
-仕様変化への対応がしやすい。
-早い段階で実際に動く物が確認できる。
-スピーディーに開発ができる。
デメリット
-開発工程を何度も繰り返し、途中の仕様変更や修正にも寛容なため、工数が膨らみやすい。
スクラム開発とは
アジャイル開発の開発手法(フレームワーク)
プロジェクトにおいて、1スプリントのうちに達成すべき要件すなわち、1スプリント中にすべき作業をリストアップしたものをバックログといい、バックログはさらに細かく、開発者が一人単位で担当するストーリーに分割される。開発者は自分に割り振られたストーリーをスプリント中にこなしていくことでチーム全体の開発が進められていく。
また、スクラム開発には以下の3つの役職が必要とされる。
1.プロダクトオーナー
製品の責任者。クライアントのやりとりを通してプロジェクトがビジネスとしてうまくいくことを保障する。
2.スクラムマスター
チームがスムーズに回転しているかどうかをチームの外部から客観的に見る。
3.開発チーム
二週間のスプリントを通して機能の追加を行って、製品を開発していく。