前回のCentOS7.4に固定IPを設定からの続き
teratermでSSH接続できるようになったので、初期設定してみる。
ちなみに、以前までは、puttyというsshクライアントを使ってたけど、teratermに変更した。
理由としては、普通のひとは、気にしなくていいけど、作業ログを残すのが、クセになっているためです。
「あの時どうしたっけ?」とか「やったっけな。そんなこと」というのをログから探すことが結構あるんですよね。
puttyだと作業ログで日本語出力が出力されなかったので、teratermに乗り換えました。
【構成】
Windows7 Pro(32bit)
VirtualBox 5.2.8
CentOS 7.4.1708
CentOS7.4にssh接続
teraterm microを用意
HOSTADDR = '[固定IP化で設定したIPアドレス]'
PORTNUM = '22'
USERNAME = 'root'
PASSWORD = '[インストール時に設定したパスワード]'
;; ログ保存先指定 パスは、適当なので、使用しやすいように修正する
LOGFILE = 'C:\ssh_log\'
LOGNAME = '.log'
;==============================================
;; コマンド組立て
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':'
strconcat COMMAND PORTNUM
strconcat COMMAND ' /ssh /2 /auth=password /user='
strconcat COMMAND USERNAME
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
;; ログファイル名の設定
getdate DATETIME '%Y%m%d_%H%M%S_&h'
strconcat LOGFILE DATETIME
strconcat LOGFILE LOGNAME
;; 接続
connect COMMAND
;; 接続判定1(接続出来ない場合はメッセージを表示しマクロ終了)
if result <> 2 then
messagebox 'It could not be connected.' 'Connection Error'
end
endif
;; 接続判定2(接続して10秒以内にプロンプトが表示されない場合もマクロ終了)
timeout = 10
wait '$' '#'
if result = 0 then
end
endif
;; ログ取得開始
logopen LOGFILE 0 1 1 0 1
;; ホスト名表示
sendln 'hostname'
wait '$' '#'
;; ログイン日時表示
sendln 'date'
wait '$' '#'
;; ウィンドウタイトル設定
settitle WINTITLE
;; マクロ終了
end
- VirtualBoxからCentOS7を通常起動
- teraterm microでログイン
CentOS7.4 初期設定
一般ユーザの作成
# useradd centos ← 一般ユーザ centosの作成
# passwd centos ← パスワード設定
rootになれるユーザーをcentosだけにする
# usermod -aG wheel centos
↑centosユーザをwheelグループに追加※オプションを「-G」にすると上書きされてしまうので、「-aG」とする
# vi /etc/pam.d/su
# auth required pam_wheel.so use_uid
↑コメント解除
管理者用一般ユーザからはrootになれて、管理者以外の一般ユーザからはrootになれないことを確認する。
登録していないユーザからrootユーザになろうとすると以下のようになる
$ su -
パスワード:
su: 拒否されたパーミッション
パッケージ管理システム(yum)設定
# yum -y install epel-release ← EPEL(拡張パッケージ)インストール
# yum -y update ← 全パッケージアップデート
CentOS7.4リリース後からのパッケージのアップデートを全て適用するから、結構、時間かかる
# yum -y groupinstall base "Development tools"
↑ベース、開発ツールパッケージ群インストール
これもパッケージ群のインストールなので、結構、時間かかる
SELinuxの無効化
# getenforce ← SELinux状態確認
Enforcing ← SELinux有効
# setenforce 0 ← SELinux無効化※一時的なものなので、以下で恒久対応する
# vi /etc/sysconfig/selinux ← SELinux設定ファイル編集
SELINUX=enforcing
↓
SELINUX=disabled ← システム起動時にSELinuxを無効化
# getenforce ← SELinux状態確認
Permissive ← SELinux無効
ネット上に公開するわけでは無いため、SELinuxは、無効化する。
ファイアウォール停止
systemctl stop firewalld ← ファイアウォール停止
systemctl disable firewalld ← ファイアウォール自動起動解除
これもネット上に公開するわけでは無いため、無効化する。
NTPサーバ インストールと設定
# yum -y install chrony ← NTPサーバ インストール
# vi /etc/chrony.conf ← ntp設定ファイル編集
server 0.centos.pool.ntp.org iburst
server 1.centos.pool.ntp.org iburst
server 2.centos.pool.ntp.org iburst
server 3.centos.pool.ntp.org iburst
↓サーバを変更
server ntp.nict.jp iburst
server ntp.jst.mfeed.ad.jp iburst
# ntpdate ntp.nict.jp ← 手動で時刻を合わせる※あまりにもズレていると動かないので、初回は、手動実行
# start chronyd.service ← NTPサーバ起動
# systemctl enable chronyd.service ← NTPサーバ自動起動設定
# chronyc sources ← chronydの同期確認(*がついていれば、同期されてる)
ここまでで、やっとLAMP
のL
が完了!!
次回からA
に着手する