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Dartの基礎文法

Last updated at Posted at 2022-02-27

動機

Dart完全に理解したから
(訳:全然わからんから)

前提

当記事は詳細事項は記述していません。
できるだけ簡単な言葉で手短に表現していますので、詳しく知りたい方は公式ドキュメントを参考にしてください。

・int(整数)
・double(小数)
・String(文字列)
・bool(真偽値)
・List(配列)
・Map(連想配列)
・Set(順番がないユニークな配列)

Null許容

Dartでは、nullを許容するか否かを明示できます。
int?のように、?が付いていればnullable
付いていなければnot nullです。

String? hoge = null  //OK!
String hoge = null  //エラー

変数 宣言

宣言の仕方は下記です。

String hoge = "こんにちは";
int huga = 1;

varとは、型推論してくれる変数宣言方法です。
何の型でも入れてOKなやつです。
ただ、varを多様すると重くなるので注意。

定数

・const
・final

共通項は
・再代入ができないこと
・型推論してくれること。

違いは、「いつ、その定数を見られるか」です。

constは、コンパイル時に見られるため、コンパイル時には値が確定しておく必要があります。
finalは、コンパイル後に見られるため、コンパイル後でも値を格納できます。

const hoge = "もう変更できないよ";

final huga;
//↓コンパイル後
huga = DateTime.now();

参照範囲制限

Dartでは、頭に_を付けると参照範囲の制限を行うことができます。
そのクラスやライブラリのみでしか参照できない ということです。

String _hoge = "サンプル";

そのプロジェクトに同じ名前の変数が複数ある場合などに、間違えて使用しないために制限します。

文法

〜条件分岐〜

if文

if(条件式){
  //処理
}else if{
  //処理
}

switch文

switch (式(変数)) {
  case A:
    //式が値Aに当てはまる場合に実行される処理
    break;

  case B:
    //式が値Bに当てはまる場合に実行される処理
    break;

  case C:
    //式が値Cに当てはまる場合に実行される処理
    break;
} 

三項演算子

print(result == true ? 'A' : 'B');

resulttrueの場合Aを出力
falseの場合はBを出力

〜ループ処理〜

for文

for (var i = 0; i < 10; i++) {
    print(i);
}

左)変数 i を定義
中)i が10より小さければ繰り返す条件式
右)1回回るごとに値を1加算

for-in文

final _words = ['A', 'B', 'C', 'D'];

for (final word in _words) {
    print(word)
}

//出力結果:A B C D

定数_wordsを、変数wordに取り出し、出力している。

forEach文

List words = ['A', 'B', 'C'];
words.forEach((word) {
  print(word);
});

// 省略して下記のようにも書ける。
words.forEach((word) => print(word));

// さらに省略することもできる。
words.forEach(print);

変数wordswordに分解して、個数分回しています。

ただし、Map型の場合は少し違います。

Map map = {
  'apple': 'リンゴ', 
  'orange': 'オレンジ', 
  'banana': 'バナナ'
 };

map.forEach((var key, var value) {
  print('$key : $value');
});

//出力結果:apple:リンゴ orange:オレンジ banana:バナナ

Map型の場合は、引数にKeyとValueの二つを指定し、型も明示しなくてはいけません。
※ KeyかValueの片方のみ、取り出したい場合は、別の記載方法になる。

while文

var i = 0;
while (i < 10) {
    print(i);
    i++;
}

処理内容は、for文のものと同じです。

do-while文

do{
  //処理
}while(条件式)

do-while文は、処理実行後にループするか否か判断します。

int num = 0;

do {
    print(num);
    num++;
  } while (num < 3);
  print('ループ終了!');

//出力結果:0 1 2 ループ終了!

async-await文(非同期処理)

async-await文は、理解するまでにかなり時間がかかりました。
例文法は記載しますが、詳しく解説しているサイトを参考にした方がいいと思います。

【追記】気が向いたので解説します。

・async - 「この関数は全て非同期で行うよ」 という宣言
・await - 「でも、ワイが終わるまでは待っといてな」 という意味

void main() {
  print('ステップ1');
  step2();
  print('ステップ3');
}

Future<void> step2() async {
  print('ステップ2-1');
  await Future.delayed(Duration(seconds: 3));
  print('ステップ2-2');
}

//出力結果:
//ステップ1
//ステップ2-1
//ステップ3
//ステップ2-2

① ステップ1が出力
② step2()が発動し、ステップ2-1が出力される
③ awaitさん登場、「ワイが終わるまで(3秒間)待ってくれ」
④ ステップ3が出力
⑤ 「③」が終わり、ステップ2-2が出力

恐らく下記疑問が湧いたと思います。
awaitさんが「待って」と言ってるのに、なぜステップ3が出力されたんや?
Future<void>←これなんなん?

実はコレ、二つとも関係があるんです。
まず、Future<void>は、非同期関数を宣言する際に書くものです。(そういう決まり事)
関数自体が非同期扱いされるので、例えstep2()が終わってなくても次の処理に進んでしまうのです。
awaitさんが「待って」と言えるのは、その関数の中の処理に対してだけなんです。

所感

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

ずっとPHPしか触っていなかったので、とても新鮮な印象がありました。
一応、基礎中の基礎は書きましたが、まだ記載していない文法等もあるので、随時更新していきます。
誤記などありましたらコメント頂けると助かります。

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