Web Music Developers JPというコミュニティの一員としてInterop Tokyo 2016に出展させていただいた。
3日間のイベント出展なんてはじめての経験で、いろいろ得ること気づきがあったので次回の自分のために振り返りを記録しておく。
K:
- 使うカラーを先に決めてアプリやパネル等のデザインを同時に進めた。これにより作品イメージの統一感が取れて良かった。
- 中華街ロケは成功。キャラクターの採用で作品イメージをより強化できた。
- 時間できるだけ都合つけて展示会場に行けたのは良かった。(ただし今回はたまたま運に助けられた)
- パネルA3で大きく作ったのは良かった。イーゼルではなくマジックアーム型スマホスタンドを採用したのもはじめての試みだったけど、机の表面を占有せずに大きなパネルが設置出来たので良かった。
P:
- ハード不具合が多すぎた。結合試験が不十分だった。
- 操作説明的なものがなく、せっかく見に来てくれた人が目の前で何をしたらいいかわからない、といった感じになってしまっていた。少なくともタッチセンサーの缶には厚紙などで「←ここ触ってね」みたいな感じには書いておいた方が良かったし、パトランプを回すためのmidiコンも同様。
- ネットワーク接続失敗してても画面上分かりにくかった。認証付きネットワークを想定した設計ができていなかった。
- アプリがミラーで並行してテストできる環境に対応していなかった。
- アプリの状態が外部からわからなかった
- 輸送中に缶がつぶれた。箱が小さすぎた。箱は到着後崩壊した
- 缶の音もう少し大きくて良かった
- Chromeと比べてOperaの方がCOU負荷軽かった。しかしこれに気づいたの展示前日。十分な検証が行えなかった。Chromeだけで開発を進めたのは失敗だった
- 送るときはヤマトだったけど現場は佐川だったので発送時同梱した返送用伝票が使えなかった
- プログラム書きこみ用標準BのUSBケーブルが足りなかったので不具合調査の都度展示を止めることになってしまった。
- 何を見てもらうか。パネルはA3、周りには多くのデバイスが机の上に所狭しな状態で正直MBPは埋もれていた。あまり画面に注目してもらえなかった
T:
- 全部繋いだ状態での試験を十分実施しておく
- 複数のブラウザで検証しながら開発する
- タッチセンサー基板は静電気の影響を受けて停止する現象が発生とした思われる。アース処理を強化する
- パトランプはパトランプ電源とArduino電源を完全に分離する、パトランプ内部のモーターノイズ軽減のためのコンデンサを追加する
- mi:muz:exprのusbラインpulldown1.5kは誤り。4.7kに変更する
- 音量Upのため抵抗値を少し下げる。3.3Ωは大きすぎる。1.8と2.2、0Ωの3種類のケーブルを用意しておく
- WebSocketサーバーは接続中クライアントの状態を外部から取得できるように機能追加、コンポーネント化しておく
- 展示用以外に標準USBのケーブルを別途用意しておく
- 箱は大き目なもので送る
- 画面も見てもらいたいならパネルや周りに設置するデバイスに負けない大きさのディスプレイが必要。24インチサイズ程度のディスプレイあるいは小型プロジェクターを用意しつつPCの設置方法を工夫する